今回ご紹介するお店は、函館市湯の川にある「やきだんご銀月」さんです。
函館といえば、朝市などでの海鮮料理が美味しいとイメージする人が大半と思います。
勿論海鮮料理も美味しいのですが、函館は和菓子やスイーツなどの甘味が美味しいお店が沢山あります!
その中でも、ここ銀月さんは筆者が5歳の頃から食べている超絶に美味しい団子が味わえます。
湯の川の近くなので温泉で寛ぎ、銀月の団子で至福のひと時はいかがでしょうか?
当記事はミッキー(@micky19750930)が執筆しております。
2017/05/23 初投稿
2018/09/19 記事構成変更しリライト
やきだんご銀月さんは湯の川温泉そばにあります
やきだんご銀月さんは函館市電 湯の川温泉駅から歩いて2〜3分の場所にあります。
湯の川温泉と函館空港間はバスや車で15分ほどの距離感。
店の隣には専用駐車場があります。
車で買いにくる地元客も多いので広い駐車場なのだとか。
店内は団子や和菓子などがディスプレイされているこじんまりとした場所です。
2人ほど腰掛けることができる椅子もあり、団子を食べて行くことも可能。
店の奥では地元の職人たちが団子や和菓子を作っている姿が見えました。
やきだんご銀月さんは老舗の和菓子店
やきだんご銀月さんは名前通り団子(だんご)がメインの和菓子店で、函館では知らない人がいないほど知名度が高い。
団子はここ本店の他に市内のデパートなどにも少量ですが卸しており、函館人にとっては身近な団子なのです。
ソウルフードといっても過言ではないほど。
最近では銀月さんは観光客にも知られるようになり、函館の食べ歩きの代表にもなっている名店でございます。
予約・混雑情報など
予約はできません。
団子は超人気で売り切れることが多いので早めの訪問(できれば開店直後)をオススメします。
団子のレビュー
焼き団子をメインとして、その他和菓子も置いてあります。
団子はどんどん売れて行くため、都度作られて補充されますが、材料がなくなったら売切れとなります。
では、団子からご紹介していきましょう。
やきだんご
銀月さんの団子は、とにかくタレやあんをたっぷりとかけてくれるのです。
団子が見えなくなるぐらいにたっぷり!
タレやあんが本当に美味しく上品な味わいなので、行儀悪ですがパックに残ったタレを掬って食べたいほど(笑)
団子は北海道産のもち米をブレンドして使用しており、粘度は高く上品な甘さを醸し出しています。
団子は日持ちしませんので当日の出来るだけ早いタイミングでお召し上がり下さい。
というのも、時間が経つほどに団子が固くなっていくから。
柔らかいうちに食べるのが美味しいです。
みたらし団子
▲みたらし団子(108円)
うっすらと焼き目がついた団子に醤油ベースのタレがたっぷりとまぶされている。
みたらしのタレは甘さが控えめでややしょっぱめ。
団子がもちもち甘いのでこの塩分の塩梅が実に巧妙!
団子を一口噛むと餅がつきたてで赤ちゃんの肌のようにもちもち柔らかく、香ばさもあり、もち米の甘さが口中に広がって行く。
あん団子
▲あん団子(108円)
こちらはあんが団子全体を覆っており、形が見えない。
団子は前述の通りですが、あんこはこれまた北海道産の小豆から作られており舌の上をさらっと流れる上品さで甘めはやや強め。
北海道人が甘いものや濃い味が好きなゆえの味付けなのかも。
あんこの強めな味わいをもちもちの団子がしっかりと受け止めて実にバランスが良くなっているのが印象的でした。
ゴマ団子
▲ゴマ団子(108円)
こちらもゴマペーストが団子全体を覆っている。
一口食べると、ゴマの香ばしさのインパクトに驚く。
ペースト状になっているが、ゴマの食感も程良く残っていて、巷のゴマの味わいが残念な団子では決してなく、実にフレッシュな味わい。
水飴は少なめで醤油がばっちり利いているので甘いものが苦手な方でも受け入れられる味だと感じました。
実はもう1種類きな粉味があるんですが、この時は残念ながら売切れ・・・。
べこ餅のレビュー
東北や北海道で庶民が良く食べる和菓子で「べこ餅」というのがあります。
牛の白黒のまだら模様と似てるからなど諸説ありますが、ここ銀月さんでも作っているので買ってみました。
べこ餅は家で作ったりもする庶民の和菓子で、シンプルな材料なので作り手によって味わいがかなり変わってくるのが特徴。
函館ではいろんなところに売っているので食べ比べて見るのも良いですよ♪
当サイトで別のお店も記事にしているので良ければご覧ください。
関連記事:栄餅本店(函館):餅が秀逸な和菓子の老舗!べこもちは気品溢れる味わい
▲べこ餅(119円)
銀月さんのべこ餅はまだら模様というよりは金太郎飴のような細工にも思える。
べこ餅は白玉粉や上新粉もしくはもち米と砂糖、黒砂糖、水を混ぜ合わせて作るという、いたってシンプルな材料からできています。
噛むとねっとりしていて、黒砂糖の香ばしさ、甘さが口中を支配する感じ。
そのあとに餅の風味が流れていき素朴さを感じさせる。
派手な美味しさはないんですが、食べてて懐かしさを感じるのです。
北海道のソウルフードではなかろうか。
黒砂糖の味をべこの味がする、って表現する人もいますね。
本当にべこの味がして懐かしかったなあ。
予算・総評
予算:団子は1本108円。
総評:銀月の団子は函館に来たら必ず食べて欲しい和菓子の1つ。
筆者の思い入れが強いため偏ったレビューになったかもしれませんが、筆者のグルメの基盤の1つとなったお団子屋さん、間違いないから是非行ってみて下さい。
函館には銀月以外にも美味しいスイーツや和菓子たちが沢山待ち構えております。
当サイトではいくつか記事にしているので良ければご覧ください!
関連記事:函館はスイーツが激ウマの宝庫である【まとめ記事:随時更新】
地図・アクセス
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