今回ご紹介するお店は、立石にあるもつ焼き屋「宇ち多゛(うちだ)」さんです。
立石を代表する名酒場の1つとして有名で、開店1時間以上前から大行列が出来ることを知ってる方もいるかと思います。
当記事にたどり着いた方は恐らく行列情報であったり、独特のルールを知りたいと思う方が多いと思います。
料理は勿論美味しくおすすめですが、行列情報やルールも盛り込んでレビュー致しますので、この記事を見れば宇ち多゛さんのすべてが分かると言っても良いぐらい!
当記事はミッキー(@micky19750930)が執筆しております。
2015/12/18 初投稿
2017/01/22 カテゴリ変更・記事をリライト
2017/06/17 見出し等入れて記事の体裁を整えてリライト
2018/09/18 記事構成を変えてリライト
宇ち多゛さんの外観・内観やルールなど
宇ち多゛さんは京成電鉄「京成立石駅」から歩いて1分ほどの商店街の中にあります。
店舗内は撮影禁止のため雰囲気を伝えておくと、昔ながらの味のある酒場で、ぎゅうぎゅうに席を詰めながらカウンターやテーブル席に座り、皆様もくもくと食べてもつ焼きに舌鼓を打っている「ザ・昭和」の様相。
のんべえにはそそる空間かも。
宇ち多゛さんには暗黙ルールが存在します。行ったことある方なら把握していると思うので、最初は同行するのが吉です。以下まとめましたのでご覧ください。
宇ち多゛(うちだ)さんを利用するにあたってのルールなど
- 飲酒客の入店禁止。(お酒飲んで来店すると追い出されます。)
- 列に並ぶ際は指示に従うこと。(日によって並ぶ箇所が異なる場合があります。)
- 入店時は人がなだれ込むので、荷物等は厳重に管理を。(大荷物を持った訪問はおススメ出来ません)
- 店内の撮影は禁止。(自分が飲食しているものはOK。人が映ったりする撮り方がいけないようです。)
- 私語は大丈夫ですが、大声は禁止。(注文が聞こえないと店員さんに怒られます。)
- 食べた際のお皿は片付けないで積んでまとめておくこと。(宇ち多゛さんでは、お皿の枚数で会計が決まる故、片付けると正確に会計出来ません。)
- 自分で飲んだ飲み物の杯数を覚えておくこと。(会計時に「何杯?」と聞かれ、それが会計の目安となります。忘れるとややこしいです。)
- 注文をしない状態での長居は出来ません。(追い出されます。)
- お酒は1人3杯ほどしか飲むことが出来ません。(3杯以上飲もうとすると止められます。)
- もつ焼きの種類・焼き方・味付けはある程度覚えておきましょう(今回のレビューを参考に。店内にはメニューがないも同然なので。)
予約・混雑情報・喫煙の有無
予約は不可。
下町の奇跡のもつ焼き店なのでいつ行っても並びます。
行列の目安ですが、開店の1時間前から並んでいます。
もつ焼きは材料が無くなったら閉店なので、お目当ての品があるのであれば開店前の訪問が吉です。
怒涛の勢いで売切れてしまうので。
店内は酒場ですが禁煙です!
メニュー・料理のレビュー
メニューは撮影できないので言葉での説明になりますが、飲み物ともつ焼き・煮込みがメインとなります。箇条書きしておきます。
- もつ焼き:レバ・シロ・ガツ・アブラ・ハツ・ナンコツ・カシラ・ツル(男のアレの部分だそうな。)
- 飲み物:生ビール(小・大)、焼酎梅割り、焼酎葡萄割り、ウーロン茶、サイダー、清酒(2級、1級)電気ブラン、蜂葡萄酒、ウイスキー
では、今回食べたものをご紹介していきます。
焼酎梅割り
宇ち多゛(うちだ)さんはお酒が個性的。パンチが強いですが飲みやすい。ノンアルコールもあるのでお酒を飲まない人でも大丈夫。
▲焼酎梅割り(200円)
宝焼酎を梅シロップで割ったもの。ガツンと強いのですが、梅シロップのおかげで飲みやすい。
宇ち多゛さんの定番メニューでこれだけで酔っぱらう人続出(笑)
もつ焼き
もつ焼きはどれもおすすめ!焼き方ですが、普通以外に特殊なオーダー方法(焼き方や部位指定)があるようですが、ややこしいので今回は割愛。
- 良く焼き(ウェルダン)、普通焼き、わか焼き(ややレア)、生(厳密に生ではなくゆでた状態)
- お酢をかける、かけない
- タレ、味噌焼き、素焼き、塩
など、焼き方、味付けなどバリエーションが豊富です。
僕も正直わけが分からないので、常連などの訪問経験者と一緒に行くのが吉。
何も言わなければ、普通焼き・タレ状態で出てきますが十分美味しいし、慣れてきたらお好みでオーダーすると更に楽しさが広がると思います。
タン生
▲タン生(1皿200円)
タン(舌)をレアに火入れしたもの。
生と言ってますが正確には焼いてないだけで、湯通ししてある状態のことを言います。
タン生は開店と同時に売り切れる大人気部位。
コリコリとした食感に、旨みがジュワっとあふれてきて、甘めのタレととても良く合いますね。
タン好きの方は是非頼むべき。個人的にはスペシャリテと感じました。
アブラ
▲アブラ(1皿200円)
自分は初めて食べる部位。
その名の通り脂部分が中心なのですが、くどさはなく、純粋に脂の旨みを楽しむことが出来た。
コラーゲンのようなプルプル感もとても快感である。
シロ
▲シロ(1皿200円)
大腸部分で、くにゅくにゅした歯ごたえが快感。
噛むごとに旨みがあふれてきます。
臭みはなくこれも上々なもつ焼き。
カシラ
▲カシラ(1皿200円)
顔の肉で筋肉質な食感。
噛むごとに味わいがじんわりと広がる。
色んなもつ焼き
部位は失念しましたが、出てくる串はどれも本当に美味しいのです!無我夢中に食べてしまう。
何でこんなに美味しいんだろうなあ。
しかも安いとあっては驚くしかないです。
煮込み
宇ち多゛(うちだ)さんでは煮込みもスペシャリテ。是非オーダーしてもらいたい。常連さんは部位を指定してオーダーするとのこと。次回は試してみたいなあ。
▲煮込み(1皿200円)
味噌ベースの出汁でじっくりと煮込まれ、色んな部位が入っているのが楽しい。
下町らしく濃厚な味付けで良く煮込まれており臭みは皆無。
飲み込みたくない美味しさでした♪
これにご飯を食べても美味しいのだろうなあ。(メニューにご飯はありませんが。)
サイドメニュー
もつ焼きだけだと飽きる方もいると思いますがサイドメニューもいくつかありました。
きゅうりの漬物
▲漬物(1皿200円)
もつ焼きの合間に漬物で疲れた舌をリフレッシュすると、また美味しく食べ続けることが出来る。
5人でワイワイやっていたら注意されたこともありましたが、今まで食べた中でも美味い部類に入る絶品料理に終始堪能しっぱなしでした。
予算・総評
予算:1人1500円もあればお腹いっぱいでかなり酔っぱらうことが可能。
総評:殺伐とした中でも絶品なモツ焼き・煮込みが食べられますので並んででも行きたい理由は分かった。
皆に安く美味しいものを食べて貰いたいという下町人情がとても伝わってきました。
立石で飲む際のスタート地点はここ「宇ち多゛」で決まりですね♪
地図・アクセス
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