今回ご紹介するお店は、巣鴨にある甘味処「みずの」さんです。
元祖塩大福の店として名が知られており、通販や催事などいろんなところで見かけることも出来ます。
今では色んな美味しい大福がある中で、今まで生き残ってきた元祖の塩大福をレビューしたいと思います。
当記事はミッキー(@micky19750930)が執筆しております。
2015/12/01 初投稿
2018/11/03 記事を全体的にリライト
みずの は巣鴨地蔵通りにあります
みずのさんはJR巣鴨駅から歩いて5分ほどの、巣鴨地蔵通り内にあります。
店内写真ありませんが、甘味処で食事や甘味を楽しむことも可能。
入口では塩大福などの甘味が販売されております。
みずのさんのポイント
みずのさんは1937年から巣鴨に創業している和菓子屋さんとなります。
元祖塩大福がメインのお店です。
塩大福の魅力を簡単にまとめました。
- 季節ごとに塩の加減を変えている
- 塩大福の材料は国産にこだわる
- 餅は臼で搗く(つく)
季節ごとに塩の加減を変えている
塩大福なので当然塩を使っているのですが、季節ごとに塩加減を変えているとのこと。
夏は少し多めに、冬は少な目にといった感じで。
季節ごとに人が感じる塩梅は変わってきますので実に理にかなった方法ですし、季節を通じて同じような味わいを提供することにも一役かっております。
塩大福の材料は国産にこだわる
塩大福の原料はすべて国産で、厳選しているとのこと。
- もち米はこがねもち品種
- 小豆は北海道産
- 塩は赤穂産と小笠原産
もちとあんこ(小豆)にこだわる店は数多いと思いますが、塩にまで気を遣ってるのはさすがと思いました。
餅は石臼で搗く(つく)
機械化が進んだ日本では、自動餅つき機で搗くことも多いですが、みずのさんでは石臼を使い搗いてるとのこと。
さすがに搗く行為は機械のようですが、石臼で搗くことによって、重厚で歯ごたえのあるお餅になり昔ながらの味わいが楽しめます。
予約・混雑状況など
こちらのお店は予約は出来ません。
混雑については、4が付く日(毎月4日・14日・24日)や週末に混み合うことがあるのでご注意下さい。
ちなみに4のつく日は巣鴨地蔵通りの縁日の日で多数の来客が想定されます。
塩大福のレビュー
メニューは大福や草餅、ゆべしなどを中心とした古典的な和菓子が多かったです。今回購入したものをご紹介。
元祖塩大福
▲元祖塩大福
しっかりとしたお餅の中に、水分少な目の餡子が入った大福です。
どっしりとして食べ応えがあります。
餅や餡子自体は驚くほどの味わいではありませんが、塩の塩梅が絶妙で全体的にまとまっているのが印象的。
塩を大福に使うという発想は誰が思いついたのでしょう。
本当に先人の知恵には頭が上がりませんね。
派手さはなく素朴な味わいですが、定期的に食べたいと思った大福でした。
小笠原の塩を使った特製塩大福
▲小笠原の塩を使った特製塩大福
見た目、材料は全く変わりませんが、こちらは小笠原諸島で獲れた塩を使った塩大福です。
ミネラル分が多いので塩っ気の中に旨みも感じて元祖と比べると更に上品になっています。
食べ比べると塩の差が絶対に分かる。
わずか10円程度の差なので購入しない手はないですね。
ちなみに、塩大福の中はこんな感じ。
小豆はさっぱりとして老若男女に受け入れられる味わいです。
草餅
▲草餅
ヨモギの香りが豊かな餅がややねっとりとしています。
中の餡子は粒あんでしっかりめ。
昔ながらの甘味の強い草餅で食べるとホッとした味わいで癒されます。
予算・総評
予算:塩大福は130円~。
総評:お値段はお手頃で味わいは洗練はされていないものの、塩をつかってバランスを取るあたりはさすが元祖だなと思いました。
素朴な味わいなので飽きが来にくいのも利点かと感じました。
お土産にもっていけば喜んで戴ける品であることは間違いないと思います。
地図・アクセス
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