今回ご紹介するお店は、白金高輪にある焼肉店「金竜山」さんです。
港区には美味しい焼肉は数多く存在する焼肉の激戦区の1つでもあるが、名店と呼ばれるところはどうしても価格が・・・ってなりますよね。
しかし、こちら金竜山さんはお手頃(と言っても1人1万前後)でかつ、焼肉業界でも最高峰の肉が食べられるとあって連日満員で訪問ハードルが高い(後述します)お店なのだ。
もしお誘いいただけたら絶対行くべきと断言するこちらのお店をご紹介したい。
筆者が今まで食べた焼肉の中で1・2位を争うといっても過言でない素晴らしいお店なので。
当記事はミッキー(@micky19750930)が執筆しております。
2015/11/25 初投稿
2019/02/11 記事構成変更しリライト
金竜山は白金台にあります
金竜山さんは地下鉄白金高輪駅から歩いて15分ぐらいの静かな場所にたたずんでいます。
見た目は高級そうには全く見えず民家の1つのようにも思えて・・・。
店内写真はテーブル席と座敷が2つと、最大20人ぐらいのキャパしかない小さなお店です。
雑多な感じで正直高級な焼肉を食べるような雰囲気には見えないぐらい。
金竜山はご存知の方もいるかと思いますが、東京都内で焼肉といえば憧れる方も多い聖地ともいえるお店。
人気の理由は以下にまとめてみました。
- カジュアルに焼肉が楽しめる
- サシが多めで1枚1枚インパクトが絶大であるお肉
- 個性的・特徴的な漬けタレ
- グループ訪問でコスパ最高
- 料理の提供が早くホスピタリティが秀逸
- 予約は困難を極める
カジュアルに焼肉が楽しめる
聖地といいながらも店の雰囲気や店主などは、ザ・昭和のノスタルジー感であるため、カジュアルに焼肉を楽しむ場所と思って戴いて大丈夫です。
店内は煙が出ますので洋服に匂いが付いたりしますから気を付けた方が良いかと。
カバンやコートなどはビニール袋に入れてくれたりします。
サシが多めで1枚1枚インパクトが絶大であるお肉
下記レビュー・写真を是非見てほしいですが、どの部位もサシ(脂身)が多めに入っているのがここ金竜山さんの特徴。
赤肉というよりは脂身の美味さを楽しむお店と思います。
肉のカットも絶妙で1枚1枚にインパクトがあり、肉質も上々、少ない枚数でも満足する力が宿っています。
個性的・特徴的な漬けタレ
肉を漬けているタレも非常に特徴的である。
ご飯に合いそうな甘味も感じる濃いめの味付けで、肉の脂身との相乗効果で得も言われぬ美味しさでございます。
ご飯と是非合わせてほしい味わいですね。
グループ訪問でコスパ最高
焼肉といえば、価格が高い(筆者イメージでは1人1万円以上)というイメージが付きまといますが、金竜山はグループ訪問(4人~6人)であれば、高級焼肉店よりコスパが良いと感じました。
肉の部位、量によって価格は変わってしまいますが、今回レビューしているような上肉数種類とお酒を控えめにすれば1人1万円を切ることも十分可能。
料理の提供が早くホスピタリティが秀逸
店主と助手が店をコントロールしておりますが、肉や飲み物の提供スピードが驚くほど早くて待たされる感じが殆どしません。
ちやほやされるのとは違うホスピタリティですが、さすがは名店といったところで心に残りました。
2時間制のお店ですがこのスピード感のせいか慌てることもなくお肉をじっくり楽しむことが出来ます。
予約は不可(常連のみ)
金竜山は18:00~の部、20:00~の部、の2部制で2時間制限、完全予約制となっています。
予約方法で検索してこの記事をご覧戴く方には恐縮ですが、常連さん以外の予約は出来ません。(例外は一切なし)
お店に電話しても電話に出ないのでご注意を!
常連さんでも次の予約を取るのが難しいほど人気で、もはや会員制よりもハードルが高いお店となってしまっております。
よって、行きたかったら金竜山の常連さんにつれてってもらうしかなく、お誘いを受けたときは本当に幸運ものですので是非!
行きたくても行けない方が非常に多いので。
機会をお見逃しなく♪
金竜山の焼肉レビュー
焼肉店なので、肉が中心です。ホルモン系は少なく、ロースやカルビなどの上肉が基本路線となります。
サイドメニュー・飲み物・〆メニューは一部を除いては一般的な焼肉店と変わりませんでした。
値段は書いてあるのですが、基本的には時価と思って戴いた方が良いと思います。
今回食べたものをご紹介していきます。
特上タン
▲特上タン
見た目からタンに対するイメージが覆された。
厚さもありながら、この見事なサシには驚いた。
噛むとタン特有の歯ごたえを楽しみながら、肉汁があふれ出てくる。
タンで肉汁なんて考えもつかなかったです。この1枚で虜にされてしまった。
中カルビ
▲中カルビ
カルビは並・中・特上とあるが、中がコスパが良いと評判でオーダーしてみました。
これが中??特上の間違いでは?と見間違えるほどのサシの素晴らしさ。特上だとどうなってしまうのだろう・・・。
脂身がとにかく甘い。そして口のなかですぐに溶けてしまい、あまりの美味さにしばし呆然。自分含め、同行してたメンバーは皆恍惚な表情で骨抜きにされていました。
あまりにもインパクトのありすぎるカルビでした。
特上ロース
▲特上ロース
これは絶対食べてほしいと言われオーダーした1品。
ここまで来るともう驚かない。やはりサシが入っている。
ロースを超えたロースでした。
絹のような滑らかさに旨みが大爆発し快感に酔いしれる。
絶世の美女が目の前にいるような、そんな高揚とした気分にさせられる。
もはや言葉が出ない美味さでした。
特上タン・中カルビ・特上ロースの3品は色んなグルメ愛好家の方もおっしゃっていますが、頼むべき必須アイテムだと。
自分もそれが十分に理解できました。
結局、これらをもう1回ずつ楽しみました。それだけ美味しかったってことで。
肉の脂身を楽しむお店なのだと悟りました。
キムチ
▲キムチ
合間にキムチもオーダー。
自家製で辛味・酸味が程よく食べやすい1品。
名店はキムチにもぬかりなしですね。
並カルビ
▲並カルビ
中カルビと比べるべくオーダーした1品。
いやいや、全然並じゃないでしょ!
一般的なお店だったら特上でも良いぐらいのサシですよね。
本当に美味い肉しか出てこない金竜山。
中カルビと比較すると脂身がちょっと下品なのかも。
と言っても一般のカルビと比べたら十分すぎるほど上品さです。
こちらは1人あたりの量がたっぷりあって嬉しかったな。
炭火でじっくり焼きます
焼いてるところが実にフォトジェニックなので見とれてしまう。
炭を使っているので肉の美味さがより引き出されます。
そして焼肉言えば、ご飯でしょ!ってことで定番のオンザライスで戴くと更に美味しいことは言うまでもありません♪
冷麺
▲冷麺
〆の1品。優しい味わいで、今まで怒涛のように過ぎ去ったお肉たちのことを振り返っていきます。
裏メニューのタレご飯
▲裏メニューのタレご飯
なんと裏メニューまで出てきた!
焼肉の漬けだれを使った混ぜご飯です。
奥深い甘味はきっと肉の脂身の甘味も交じっており、何ともいえぬ素晴らしい味わい。
最後の最後までサプライズの連続でした。
これで本当に終わりと思うとなんだか寂しい気持ちに。
予算・総評
予算:1人1万円程度。
総評:これだけ食べて、適度にお酒も飲んで1人当たり10000円でした。
肉1枚で1000円と思えば間違いないでしょう。
今回は並カルビの肉と合わせると8枚ほど食べましたが、1枚1枚のインパクトが凄く、少量のように見えますが心身ともに満たされます。
他では絶対食べられない、唯一無二の焼肉が金竜山である。
まさに王道を往くこのお店に是非行ってみて下さい。
地図・アクセス
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