今回ご紹介するお店は、浅草にある甘味処「梅園 浅草本店」さんです。創業160年を超える老舗で、浅草を紹介するガイドブックでは必ずと言ってよいほど掲載されている人気のお店です。元祖あわぜんざいが評判で食してきましたのでレビューしたいと思います。
外観・内観・ポイント
梅園 浅草本店は地下鉄浅草駅から歩いて5分のところにあります。仲見世通りを1本外した路地にありますが、迷うことは少ないかと思います。
こちらは前払い制なので、最初にオーダーしてから「札」を受け取り席に着くシステムとなっております。また、1人1品はオーダーしないといけないことが縛りとなっています。
週末・休日は混雑するので待つことがあるかもしれません。
店内はやや狭い印象で、隣の席との間隔も狭いのでゆっくりすることは難しいと思います。食べたらサクッと出る甘味処でした。
メニュー・料理のレビュー
典型的な甘味処のメニューが揃っています。詳細は梅園WEBサイトをご参考下さい。今回は梅園さんの定番メニューをご紹介。
◎あわぜんざい(777円)
名称だけ見れば、「粟(あわ)」を使ったぜんざいと思いますが実は違いました。
梅園のあわぜんざいの餅は、あわではなく餅きびを使います。
餅きびを半搗きし煉りあげ、蒸した餅と、じっくり炊いたこしあんを椀で合わせただけの『贅沢』な菓子です。
この一膳が梅園の歴史そのものです。
梅園WEBサイトより引用
こしあんは甘味が強めでどっしりとしています。恐らくですが、数日寝かせていると思います。そうでないとこの甘味は出ない。固めに炊かれた餅きびは甘味はなく少し渋みも感じます。あんこときびを単独で食べたらそんなに美味しいと感じないかもしれません。
しかし、この2つが合わさると実に力強くかつ典雅な味わいに昇華していくのが何ともすごいなと感じました。後味も潔く、美味しい余韻に浸ることが出来ます。これが160年続く老舗のポテンシャルであると確信しました。
冷めないうちに食べるのが一番美味しいですよ♪
付け合わせに山椒の実がついており、舌をさっぱりとさせることが出来ます。この辺の配慮は老舗ならではですね。いや、江戸っ子の潔さかもしれない。
予算・総評
予算:おおむね1000円以下。
総評:お値段は777円は観光地価格ではありますが、あわぜんざいの美味しさを考えると高くは感じません。浅草は食べるところが色々ありますが候補の1つに選定しても損はないと思います。
地図・アクセス
関連ランキング:甘味処 | 浅草駅(東武・都営・メトロ)、浅草駅(つくばEXP)、田原町駅
その他の浅草の投稿も是非ご覧下さい
[catlist id=130 excludeposts=this]
☆浅草←←こちらから上記以外のレビューを閲覧できます。