今回ご紹介するお店は、浅草にある純喫茶である「アンヂェラス」さんです。
昭和の面影がバッチリ残っている純喫茶のお店では、特製のスイーツなども食べることができますし、個性的なコーヒーもいただけてしまいます。
老舗が織りなす雰囲気に酔いしれながらくつろぐことができるアンヂェラスさんをレビューしてまいります。
当記事はミッキー(@micky19750930)が執筆しております。
2015/08/21 初投稿
2018/07/02 記事を全体的にリライト
アンヂェラスさんの外観・内観
アンヂェラスさんは、営団地下鉄浅草駅から歩いて4分ほどのオレンジ通り沿いにあります。
外観もなかなか個性的である。
店内は吹き抜けになっていて、趣が感じられます。
黒や白をうまく伝ってシックながらもモダンさも兼ね備えた西洋風の建物はなんとも心踊る。
アンヂェラスさんのポイント
アンヂェラスさんはここ浅草で昭和21年(1946年)に甘いものを食べてもらおうとオープンした喫茶店なのだそうです。
しかも面白いのが、創業者は飲兵衛 いわゆるお酒好きな人が営んでいること。
普通なら考えられないのですが、酒飲みならではの個性的なメニューが誕生するのだから世の中わからないことだらけでびっくりします。
歴代の作家 ・池波正太郎さん、手塚治さんなどなど訪問した著名人は数知れずの有名店です。
名物梅ダッチコーヒーは個性的だから一度は飲んだ方が良い
飲兵衛の店主が開発したとされる、梅ダッチコーヒー。
コーヒーに梅という組み合わせもびっくりですが、なんと梅酒ベースのシロップも入っているのです。
コーヒーの苦味・酸味と、梅酒ベースのシロップの酸味・甘みが合わさって大変個性的で他では味わえない病みつきになるコーヒーが楽しめるのです。
ユニークなスイーツたちにも注目!
今回はレビューしていませんが、アンヂェラスさんのスイーツたちも注目して欲しい。
- アンヂェラス(バタークリームを使った昔ながらのお菓子)
- 苺ショートケーキ
- バナナボード(バナナをロールケーキに包んだシンプルスイーツ)
- サバリン(フランスのスイーツであるサヴァランをアレンジしてブランデーやラム酒を使っている)
- レモンパイ(タルト生地でなくスポンジを使ったアンヂェラス特有)
などなど、これらのスイーツがお手頃価格(300円〜600円程度)で味わえるのは実に嬉しい。
喫茶店なのに土日は完全禁煙!
これはなかなか珍しいかも知れませんが、土日祝日に限り「完全禁煙の店」になるのです。(平日は分煙)
喫茶店=タバコが吸える店 がほとんどの中でこの形態は珍しいと思いました。
嫌煙家の方が訪問するときは土日祝日が良いでしょう。
予約・混雑・喫煙の有無
こちらのお店は予約はできません。
日中のティータイム時は込み合うこともあるので、時間を外した訪問が良いかも知れません。
気候が良いときは他店舗で食べ歩きして待っても良いものですので。
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メニュー・料理のレビュー
メニュー
表のサンプルがありました。これだけ見てもなんだか懐かしいメニューですね!
フルーツパフェやクリームソーダ、フルーツポンチなど懐かしくてお腹に余裕があったら食べたいものばかりです。
今回はコーヒーをいただいてきたのでご紹介したいと思います。
梅ダッチコーヒー
▲梅ダッチコーヒー(720円)
今回はアンヂェラス名物である梅ダッチコーヒーをチョイスしました。
コーヒーに梅が入ってるとは驚きでしょ!!
まずコーヒーと梅の組み合わせがなかなか斬新でした。
そして、なんとお好みで梅酒ベースの梅シロップで甘みをつけていくのです。
コーヒーの深い苦味と、梅の酸味・シロップの甘みがバランス良くて、飲みやすいコーヒーに昇華していくのが大変印象に残りました。
好みはあるかもしれませんが、はまる人ははまる味かなと思いました。
コーヒーをいただきながら、かつての文豪は何を思い、どんなアイデアを出して自分たちの作品にフィードバックして行ったのだろう?
と歴史を振り返りながら楽しみました。
予算・総評
予算:概ね1000円以下。
総評:コーヒーは720円とやや高めではありますが、独特の味わいと思うと納得する値段でもあります。
今回は食べませんでしたが、ケーキもクラシックで好きな味はあるので、機会があれば試していただけたら嬉しいです。
地図・アクセス
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