今回ご紹介するお店は銀座にある「銀座スイス」さんです。
銀座には洋食のお店が大変に多く、どこが良いのか迷いがちです。
何故多いかと言うと、銀座という街は江戸時代の銀貨鋳造所があったエリアで常に栄えており、現在も時代の最先端を往ってるのでハイカラな洋食店が育つ基盤があったからだなあと筆者は思いました。
新しい洋食店もありますが、歴史ある洋食店もとても良いものです。
そして、銀座スイスさんはタイトルにもつけましたが「元祖カツカレー」のお店でもあるのだ。
元祖カツカレー?
気になりますよね。
ってことで魅力をたっぷりレビューしたいと思います。
もちろん、洋食もおすすめなので合わせてご紹介!
当記事はミッキー(@micky19750930)が執筆しております。
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2019/08/26 初投稿
銀座スイスさんは銀座3丁目にあります
- お店の行き方
- 予約・混雑状況
- 予算
- 地図
銀座スイスさんは銀座3丁目の銀座ガス灯通り沿いにあります。
JR・地下鉄有楽町駅からですと歩いて7分程度、地下鉄銀座駅からですと歩いて5分、地下鉄銀座一丁目駅からだと歩いて3分の所となる。
この通り沿いには、スイスさんの他にも「煉瓦亭」という老舗の洋食屋さんがあったり、当記事で紹介している175°DENO担担麺GINZa(担々麺のお店)があったりと魅力的な飲食店が数多く存在しますので要チェック!
こちらのお店は予約が可能です。(ランチ時予約は不明なのでお店に確認してみて下さい。)
普通に電話か、お店に出向いて予約する形となります。
銀座スイスさんは人気店ゆえ、日中のランチタイムは混み合い行列することも多いので時間に余裕を持った訪問をお勧めします。
逆に夜は空いてることが多く狙い目かと。
ランチタイムの価格がお得な料理を目指さなければ、夜の訪問が良いかと思いました(筆者見解)
ランチの平均予算は1200〜2000円程度。
ディナーですとお酒を入れれば3000〜4000円程度でしょうか。
決済は現金・クレジットカードで対応しておりました。(食べログを見るとカード不可になっていましたが、筆者訪問の際はカード決済できましたので念の為)
1947年創業の老舗洋食レストランである
- 最初は銀座7丁目にオープン!
- 元祖カツカレー!
- こじんまりした店内
- 出張販売もしてる!
銀座スイスさんは1947年に銀座7丁目にオープンしたのが最初で、現在は銀座3丁目に移転しております。
創業者の岡田進之助さんは帝国ホテルや首相官邸・国会記者クラブの総料理長まで勤め上げたキャリアも申し分ないお方で、戦後に「もっと安価に洋食を楽しんでもらおう」と立ち上げたのがきっかけだとか(引用元:銀座スイスWEBサイト)
その後、カルカッタ風カレー(小麦粉を使わないでとろみを出すカレー)や個性ある洋食を提供し続け銀座に根付いていくのであります。
70年以上も続く銀座になくてはならない洋食店なのである。
銀座スイスさんには洋食の元祖があるのご存知ですか?
それは・・・
カツカレー!
カツカレーはここ銀座スイスさんで生まれたのです。
きっかけは、創業当時のプロ野球球団の巨人の千葉茂氏が「カレーにカツを乗っけてくれ!」と言ったことだとか。
最初はお店側も驚いたようですが、美味しそうに食べる千葉茂氏や、当時にはない見た目の美しさがキーとなって定番メニューに組み込み、やがては銀座スイスさん以外でもカツカレーが広まっていくというエピソードがあります。
(出典元:銀座スイスWEBサイト)
先ほど述べた、カルカッタ風カレーと揚げたてのとんかつとのコラボレーションは、他の店では味わえない組み合わせで、カツカレー好きは絶対に食べるべきカツカレーだと思いました。
店内は入り口近辺にカウンター席があり、奥にはテーブル席が数個ある程度でキャパは狭いです。
店内は昭和でモダンな感じと言えば伝わるでしょうか。
煌びやかさはありませんが、どことなく懐かしい雰囲気が素敵なお店です。
若干話は脱線しますが、銀座スイスさんはお店以外にも出張販売するサービスを展開しております。
その名は「キッチンカー」
厨房設備を備えた車で都内近郊で料理を振る舞うというもの。
出張料などの手数料は当然かかりますが、イベントなどで呼べば盛り上がること間違いないサービス!
詳細は銀座スイスWEBサイトをご覧ください。
銀座にはおすすめ洋食店がたくさんあります!
ここ銀座スイスさんももちろんおすすめですが、銀座にはおすすめ洋食店がたくさんあり当サイトでレビューしております。
よければご覧ください。(今後も掲載を増やす予定)
銀座スイスさんのメニュー
メニュー写真撮り忘れましたので、詳細は銀座スイスさんWEBサイトにてご確認を。
一部だけ抜粋致します。
- 元祖カツカレー(ランチ:1112円、ディナー:1300円)
- 千葉さんのカツカレー 1700円(これが千葉茂氏がきっかけとなったカツカレー)
- オムライス1400円
- 銀座牛カツサンド1400円
- 洋食屋のシュウマイ(2個入り)600円
- ミックスフライ1800円
などなど一般的な洋食が銀座にしてはお手頃価格でいただけます。
洋食屋にシュウマイがあるのは珍しいですよね(今度食べてみたい)。
その他、お得なセットメニュー等もあり老若男女のニーズにあったラインナップとなっていました。
お酒もビールなどがありますので洋食をつまみに飲んで楽しむこともできる。
元祖カツカレー
- 元祖カツカレー
- カルカッタ風カレー
- 揚げたてのカツ
このお店のシンボルの1つである「元祖カツカレー」をオーダーしました。
ランチタイムは1112円ですがディナー時は1300円と若干値上げされているので注意。(と言っても誤差の範囲と筆者は思いますが。)
カツカレーに限りませんが、銀座スイスさんでは食事をオーダーするとポタージュスープが付いてきます。
食前に出てきて、胃を温めてくれますし食欲が増すってもので粋な計らい。
カツカレーのカレーは冒頭でも説明しましたが、カルカッタ風カレー(と以前は呼んでいたらしい)であります。
一般的な洋食屋さんのカレーは小麦粉を使ってとろみをつけておりますが、こちらのカレーは小麦粉は使っていないにもかかわらずとろみが付いているのが特徴。
どうやってつけているかは流石に企業秘密でしょうし、食べてても解明できなかった・・・
味わいはスパイシーの中に野菜の甘さが出てくるという巧妙さで辛ウマである。
カレー単体だけでも激ウマでございました。
野菜の甘さが際立っていたので、どうしてですか?とお店に確認したら「すり下ろした野菜をたっぷり入れて煮込んでいる」からだそうです。
野菜の旨味とスパイシーなハーモニーがたまらない素敵なカレーなのです。
カルカッタ風のカレーの上に乗っているカツももちろん美味い。
揚げたてのカツは中がジューシーでカラッとした食感が素敵でした。
一般的なカツカレーはカレーをかけてしまうと衣が湿気ってしまい食感がやや残念なことになるが、こちらのカツカレーはカレーがかかっても衣がサクッとしているのに驚いた。
トンカツはソースにつけても美味しいでしょうけど、こちらのカルカッタ風カレーと合わさるとうまさが数倍にも増幅しとても幸せな気分になる。
トンカツ単体でも美味しいのに、これ以上美味しくなるとは・・・ぐうの音も出なかった。
お得な洋食セット
- 洋食セット
- 手こねハンバーグ
- 一口ヒレカツ
- ポタージュとライス
ランチ・ディナー共に日替わりでお得な洋食セットも存在しており、ディナー時にオーダー(1800円)
この時は、ハンバーグと一口ヒレカツ2ケのボリューミーなセットとなっていました。
セットにはポタージュスープとライスが付いてきます。
ハンバーグは小ぶりながら、噛み締めると中からはジュワッと肉汁がほとばしり旨さに酔いしれます。
デミグラスソースはスタンダードながらも老舗ならではの重厚な味わいが特徴的。
肉は粗挽きで手こねでふわっと仕上がっていてクオリティが高いハンバーグだと感じた。
ハンバーグでも満足なのに、一口サイズのヒレカツが2つも付いてきた。
衣はカラッと上がっていて、ナイフを入れるとヒレ肉なのにジューシーさを感じることができる。
カツはソースをつけて食べると思いきや、ソースはなくてハンバーグのデミグラスソースで食べる形。
でもデミグラスソースとカツは意外と合っていて新たな発見をした思いでした。
ハンバーグとヒレカツ、ボリューミーでとっても満足!
セットなのでポタージュスープとライスが付いてきます。
ポタージュはこのお店ではほぼ必ず出てきて、落ち着く味わいなのが嬉しい。
ライスは量は少なめですが、メインディッシュの量がやや多いので少なめでちょうど良いぐらい。
満足度が高いセットメニューでした。
銀座スイスにぜひ行ってみて下さい
以上が銀座スイスさんのレビューでした。
銀座の洋食店は数多いが、老舗でかつ元祖カツカレーが食べられるとっても貴重なお店。
ランチ時は行列も覚悟する必要ありますが、並んででも食べる価値のあるスポットだと筆者は感じました。
銀座になくてはならない洋食店の1つ、是非訪問し堪能することをお勧めいたします。
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