今回ご紹介するお店は麻布十番にある「浪花家総本店」さんです。
東京にはたい焼きのお店がたくさんありしのぎを削り合っておりますが、その中でも浪花家総本店さんは東京のたい焼き店で絶対押さえておくべきお店の1つなのです。
何故ならば、都内に多くある「浪花家(なにわや)」と付いているたい焼き屋さんの本家なのですから。
しかも、一丁焼きという技術を要する焼き方で作られるたい焼きは本当に絶品ですし、浪花家総本店の一丁焼きは一歩先をいく旨さで見逃してはなりません。
一丁焼きの秘密を含め、こちらのたい焼きをご紹介したい。
当記事はミッキー(@micky19750930)が執筆しております。
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2019/03/09 初投稿
浪花家総本店は麻布十番にある
- 麻布十番にある!
- 予約・混雑状況
- 予算
- 地図
超人気たい焼き店なので、待ち時間なしで買うことはほぼ困難とお考えください。
持ち帰りたい焼き(最低2個以上購入する必要あり)は15分〜3時間以上待つ可能性があります。購入される方の個数により変動がありますが、こればかりは読めません。
待ってる間は2Fのカフェ(浪花家さんが運営している)でゆっくり待つのも良いかもしれません。カフェでもたい焼きを食べることができますが、こちらも30分ぐらい待たされることがあります。
たい焼きは予約ができませんので、購入するなら午前中に訪問することをお勧めします。
遅く訪問すると売り切れで買えないこともしばしばありますので。
たい焼きは店内・持ち帰りともに1個180円。
2Fのカフェを利用の際はドリンクが500円〜、あんみつなどの甘味が400円〜となっています。
浪花家総本店は一丁焼きたい焼きの元祖
- 明治42年創業
- 一丁焼きたい焼きのお店!
- 2Fにはカフェがある
浪花家総本店は明治42年(1909年)に創業したたい焼き店の元祖と言われております。
このお店は麻布十番にずっと根付いており、2007年に同じ場所にたい焼きビルを建てている。
浪花家総本店で修行した職人が暖簾分けで全国にいろんな「浪花家」のたい焼き屋を展開しているのだ。
当サイトでも、森下浪花家(江東区)や浪花家 江戸川橋、浅草浪花家をご紹介しておりますがこれはまだごく一部で、両国や曳舟にもあったりします。
こちらのお店のたい焼きは他店とは異なり、一丁焼きという手法で作るのが特徴なのである。
写真のように、たい焼きを1匹ずつの型を使い火の上に置いて焼いていくので、一般的なプレス機鉄板より香ばしく仕上がるものの、技術が難しく手間もかかりますから1個作るのに5分以上かかる。
一丁焼きのたい焼きを10個購入しようものなら最低20分は待つ必要がありますが、手間がかかってる分味わいは格別のものですし、未経験の方はぜひ一度食べてもらいたい。
店主の神戸将守氏の一丁焼きの技術は素晴らしいもので、生地はパリッと仕上がり中には極上のあんこという「たい焼きの理想形」が味わえます。
一丁焼きのたい焼きについては当サイトで体験談も書いているので興味があればぜひご覧ください。
2Fにはカフェがありまして、カフェでもたい焼きを食べることができます。
1Fは持ち帰り専門で、最低2個以上購入する必要がありますが、2Fのカフェは1個からお求めいただけるのでその場で食べたい方はカフェで食べると良いかもしれません。
カフェにはたい焼き以外にもお茶やかき氷、あんみつなどの甘味も用意されております。
一丁焼きたい焼きのレビュー
メニュー
たい焼きは1個180円。
持ち帰りの際は最低2個以上購入する必要があることにご注意。
1人で訪問し1個を食べたい場合は2Fのカフェに行けば1個単位でお求めいただけますし、お茶などと楽しむことも可能なので覚えておくと良いかと思います。
たい焼き
- たい焼き
- 鱗が立っている
- 尻尾はカリカリに
- 十勝産小豆を使用
たい焼きは当然ですが焼きたてで提供されます。
手で不用意に持つととても熱いのでご注意を。
焼きたては香ばしさを感じることができ、いかにも美味しそう♪
一丁焼きたい焼きは1匹の型(コテ)を使って高火力で焼き上げていくので、外側の皮がパリパリと香ばしく仕上がります。
そのせいか、たい焼きの鱗が立って見えるのがお分かりでしょうか。
鱗が立つような一丁焼きの技術は他店の一丁焼きのお店と比べるとなかなかなく、店主の神戸将守氏の神業といっても良いぐらい。
たい焼きを頬張るとパリッと心地よい食感とともにあんこの甘さを感じ、香ばしさで調和を取っているという素晴らしいもの。
尻尾まであんこが入っており最後まで甘く香ばしさを楽しむことができます。
尻尾は身の部分と比べるとさらにカリッとなっていて、甘ったるくなった舌をリセットしてくれる役割を果たしている。
最初から尻尾を食べてしまうと飽きがくる可能性が高いので、浪花家のたい焼きは頭から食べるのをお勧めします。(まあ、個人によってお好みは違いますから好きなように食べて試すのももちろんありです。)
中にはたっぷりのあんこ(おそらく80g程度)が入っており、十勝産の極上小豆を使用しています。
あんこは手練りといって手で練り上げていくとても手間のかかる作りをされているとのこと。
小豆の煮込みも8時間以上かけてじっくりと作っていくので小豆本来の旨味が抜けずに上品な甘さに仕上がっているのが特徴。
小豆の皮も残っていますが口にさわることはなく、口中で溶けていくのだ。
パリパリの皮と極上のあんこのコラボレーションはまさに最強のたい焼きと言っても良いだろう。
カフェでは甘酒も置いてある(冬季限定)
今回は2Fのカフェで食べたため、冬の寒い季節だったので甘酒(500円)もオーダー。
たい焼きの甘さを打ち消す、ってわけにはいかないですが上品な酒粕で作られていて美味しかった。
芯まで温まる甘酒と熱々のたい焼きで本当に温まることができました♪
浪花家総本店のたい焼きは必食である!
以上が麻布十番の浪花家総本店の一丁焼きたい焼きでした。
元祖のお店のたい焼きは名店に恥じない味わいで本当に心から満足しました。
麻布十番にお越しの際はぜひ寄ってみてもらいたいですが、週末の売り切れはとても早いので午前中の訪問が吉です。
外はパリパリ中はしっとりの理想的なたい焼き、ぜひ味わってみてください!
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