今回ご紹介するお店は、京都の出町柳にある「出町ふたば」さんです。
京都の和菓子といえば高級感をイメージする人がいるかもしれませんが、庶民的な和菓子も多く存在致します。
購入するハードルが高かったり、価格が高かったりすると有り難みはあるものの、旅行の際に訪問するのは辛い時があるかもしれません。
出町ふたばさんは、地元で愛される和菓子屋さんで予約は不要ですし、気軽に購入できる(一部例外あり)のが強みと思います。
価格はお手頃でしかも美味しいとあったら興味が出てきませんか?
こちらのお店は通販はないので、出町ふたばさんに出向いて頂き購入する必要があるのですが、実はそれ以外にも購入する方法がありますので合わせてご紹介いたします。
ってことでレビューしたいと思います。
当記事はミッキー(@micky19750930)が執筆しております。
2018/07/16 初投稿
2019/03/09 タイトル等変更しリライト
出町ふたばさんは出町柳駅そばにあります
持ち帰り専門店なので外観のみの写真で。
出町ふたばさんは京阪本線の出町柳駅から歩いて2分ほどの場所にあります。
地下鉄烏丸線の今出川駅からも行けないことはないですが、歩くと15分以上かかります。
京阪本線以外だったらバスやタクシーなどで行くのが良いかもしれません。
出町ふたばさんは地元に根付く老舗の和菓子店
こちらのお店は明治時代に創業した京都の和菓子の老舗の1つです。
今まで地元の人中心に愛された和菓子が頂けるお店で、やがては全国に名を馳せるまでに。
代表作の和菓子は「名代豆餅」でいわゆる豆大福。
それ以外の和菓子ももちろん定評があるのですが、出町ふたばさんは餅菓子に一日の長があると感じております。
名代豆餅(豆大福)などの餅菓子は必食である
今回レビューしますが、名代豆餅はこのお店の名物で来たら絶対に食べてもらいたい一品です。
むしろここを訪問する人のほぼ100%が名代豆餅目当てと言って良いほど。
秋には栗が丸ごと入った栗餅も登場しますし、餅菓子はとにかく美味しいのでおすすめです!
予約不可で行列することがあります
こちらのお店は予約はできません。
また、豆餅が有名であり日中は行列することもしばしばあります。
日中の早い時間帯に商品が売り切れることもあるので、訪問するなら午前中(あるいは開店直後)がオススメです。
午前中であれば比較的行列を避けることが出来ると思われます。(土日は例外もありえますのでご容赦を)
名代豆餅は京都伊勢丹でも買えてしかも予約可能
話が少し矛盾するのですが、先ほど予約はできないと言いましたが、例外があります。
名代豆餅に限り、京都伊勢丹(京都駅そば)にも卸しており、販売しているのです。
しかも取り置き予約が出来ますので、出町柳までくるのは遠いと思うひとは利用するのも手かもしれません。
取り置き予約であり通販ではないので、京都伊勢丹まで所定の時刻に取りに行く必要があることにご注意下さい。
予約方法等はこの記事では述べませんので、気になった方は以下ボタンを押してご確認下さい。
豆大福のレビュー
メニュー写真等はないので、今回いただいたものを早速ご紹介します。
季節ごとの和菓子などが置いてあるので、気になる方はお店に聞いてみて下さいね。
名代豆餅(豆大福)
▲名代豆餅(180円)
豆餅、いわゆる豆大福です。
外側はみた通りお餅なのですが、搗き立て出来立てなので手で持つととても柔らかいのが明白に。
外側に見える豆は赤えんどう豆で、餅の中にはこしあんがたっぷりと入っています。
餅の柔らかさと赤えんどう豆の塩分、こしあんのやや強めの甘さの3つが合わさると実に力強く、甘じょっぱ美味い快感に誘われます。
それぞれのパーツはもちろん美味しいのですが、名代豆餅の最大の特徴はズバリ「バランス感」だと感じました。
バランスがとても良く、お餅の柔らかさで満たされます。
名代豆餅の寿命は3時間ほど
美味しい豆餅ですが、1つ注意があります。
購入したら出来るだけ早く食べて下さい!
なぜならば、餅がすぐに硬くなっていくからです。
筆者がいくつか買って試した結果、美味しく頂けるのは購入してから3時間以内と推測されます。
3時間以上経った豆餅はかなり硬くなってしまい、魅力が半減してしまいます。
ということは、京都から東京に持ち帰るのはかなり難しいことになりますので、京都で食べるのが一番美味しいってことになると思います。
五色七夕団子
▲五色七夕団子(170円)
こちらも購入してみました。
五色のお団子が実にカラフルでモダンですね。
団子の色は食紅などを使ってると思われ味わいは餅そのものです。
団子のお餅はとても柔らかく、串から外そうとするとビヨーンって伸びるほど。
甘みは抑えめにしてあって餅本来の旨味が楽しめて、さっぱりと食べられます。
これなら5本ぐらいあっという間に食べられそうな美味しさ♪
予算・総評
予算:豆餅は180円から買えるので概ね1000円以下が予算感。
総評:噂に違わぬ名代豆餅は創業以来変わらない製法で作られた美味しさなのだろうなと感じました。
おもたせには向きませんが、京都に観光した際はぜひ寄って食べてもらいたい豆大福です!
地図・アクセス
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