今回ご紹介するお店は、神戸は三宮にある、西日本を代表すると言っても過言でないBAR「バー ル・サロン」さんです。
上品で大人の空間で美味しいお酒を戴き、素晴らしいおもてなしを受けることが出来るお勧めの場所です。行けば分かるその素晴らしさをレビューしたいと思います。
外観・内観・ポイント
バー ル・サロンさんは、三宮駅から歩いて15分ほどのハンター坂にあります。2Fが入口です。
ドアを開けると上質な感じが漂っている空間を目の当たりに。カウンターにはマスターとバーテンダー2人がいらっしゃいます。
そして、このバックバーに一目ぼれ。
間接照明が陰影を作り、竹の造形が柔らかい光を演出している。凛とした空気の中にこの情景のコントラストがなんとも素敵すぎて。
店員さんのホスピタリティもとても素晴らしいです。気配りが素晴らしく惚れ惚れします。それに、お酒のスキルも秀逸で自分にぴたりのカクテルなどを提供戴けます。
カウンターもこの通り、素晴らしい。7Mぐらいの1枚板でした。写真は内観は出来るだけ撮らないで欲しいとのことだったので、この程度で。ソファー席のカウンターに着きました。
メニュー・料理のレビュー
バー ル・サロンさんにはメニューがありません。バーテンダーに好みを伝えて作ってもらいます。モルトもそれなりに揃っているようですし、ワインやビールもあります。しかし、ここの売りはやっぱりカクテルだと思います。
◎ボストンクーラー
ラムベースのロングカクテル。シンプルだけど作る人の個性が出るカクテルでもあります。ここのは、甘さが控えめでキリリと引き締まった味。とても飲みやすくて夏向けの飲み物ですね。ごくごく飲めてしまう。正直言うと、今まで一番美味いボストンクーラーでした。
バーテンダーの所作を見ていて気づいたのですが、レシピどおりの分量でカクテルを配合していないようです。全て目分量でリキュールやジュースを入れていく。これがオリジナルの味を作っているんだな、と感心してしまいました。
◎チャーム
今回は、奥から、ドライアップル、ホワイトチョコレート(with ピスタチオ)、熟成サラミ、3年もののパルミジャーノ・レッジャーノでした。花崗岩のようなお皿に出てきます。おしゃれすぎますね。どれも上品な味で洗練されており、チャームとしては素晴らしすぎる内容でした。勿論お酒にも合うものばかりです。
◎桃のカクテル
今日のフルーツは?と聞いたら10種類ぐらいあって、「桃」が出てきたので季節にぴたりでしたのでこちらにしてみました。
写真が拙くて伝わりにくいと思いますが、下段がウォッカベースの桃のカクテルが入っていて、その上に赤ワインの泡が乗っています。これをスプーンでデザートを食べるように戴きます。
うわっ、凄いっ!
あまりの美味さに思わず出た言葉でした。桃の甘さをウォッカが引き締め、ワインの泡の苦味・酸味・甘味が奥深い味をかもし出す、カクテルでここまで多角的に味を表現するのは初めて見ました。(自分の中では)いや、本当に素晴らしいの一言。マスターがフルーツのカクテルが得意とは仰っていましたが、他店より数歩は確実に抜きん出ていると感じました。
そんなこんなで、素晴らしい空間で素晴らしいカクテルを飲みながら神戸の夜は更けていくのでした。
予算・総評
予算:フルーツカクテルと通常カクテルと合計2杯飲んだらおおむね5000円前後。
総評:今回は上記内容で4530円。ホテルのカクテルバーぐらいの値段と見ておけば間違いないですね。しかし、これは全然安いと感じてしまいました。それだけ満足度が高かったコスパの良いお店ってことだと自分は思いました。ここは神戸に訪れるたびに訪問したいです!
地図・アクセス
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