今回ご紹介するお店は、本郷3丁目は東大キャンパス内にある甘味処「廚菓子くろぎ」さんです。
かの名料亭である「くろぎ」さんがプロデュースした店で「猿田彦珈琲」さんともコラボしており、美味しいコーヒーも同時に味わえる、今までにない形態となっています。独特な建物も素敵で、何度でも行きたくなるこのお店をレビュー致します。
外観・内観・ポイント
「廚菓子くろぎ」さんは、営団地下鉄丸の内線の本郷3丁目で降りて、東京大学キャンパス内にあります。大学内ですが一般の方も入れますのでご安心下さい。
入口の横にはこのような開放的で緑豊かな素晴らしい空間がありました。木材を大胆にあしらった造りがここの特長ですね。ここでも食べることが出来ます。
順番が前後しましたが、ここのシステムは、最初にカウンターで食べたいものを注文し、前払いしてから席に着くようになっております。オーダーしたものは席まで持ってきていただけます。
メニュー・料理のレビュー
メニュー写真撮ってないですが、季節ごとにメニューは変わります。単品の和菓子だったり、セットメニューなど種類はそれなりにございます。
◎上生菓子「願い笹」(430円)
抹茶あんを使った7月限定の和菓子。甘さは上品で、口のなかですーっと解けていきます。東京でこれだけ上品な和菓子を食べられる場所はそうそうありません。本当に美味しい。
◎葛切り(1950円)
こちらは、猿田彦珈琲のセットとなっております。珈琲はアイス・ホット、淡口、濃口など味も選択可能です。今回は薄口で。
葛切りはキメがとても細かく、口の中でくにゅくにゅと官能的な味わい。何もつけずともほんのり甘味を感じます。吉野葛を使っていると思われます。氷でキリリと冷やしてありますので、涼を感じることが出来ますね。こんな葛切りは京都の名店でしか食べられないと思っていたので、ここで食べられるのは凄く嬉しい。
お好みで、京きなこや上品な黒蜜と付けて召し上がって戴きます。どちらも甘さは控えめでくどくなく、するっと食べられます。
猿田彦珈琲の淡口は、淡いといいながらも味がそれなりに主張していました。しかし、和菓子の味を損なうことはない程度で独自でブレンドしたものなのだなと思いました。香り豊かでごくごくと飲みやすい珈琲でした。
予算・総評
予算:和菓子430円~。葛きりセット1950円。
総評:かなり強気なお値段です。しかしながら、この味わいは京都の名店の和菓子に近いと思うので、京都に行くことを考えたら決して高くはないのかな、というのが自分の感想です。聞いた情報ですが、夏場だとカキ氷もあるようですので、四季折々楽しめるお店かと思います。
地図・アクセス
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