今回ご紹介するお店は、日本橋浜町にある「大衆料理 川治(かわじ)」さんです。
魚介類を楽しめるレストランや料亭は沢山ありますが、魚介類メインだとどうしても気になるのが価格。
昨今の魚介類の不漁により価格は上がっていく一方。
でも、お魚好きな日本人は多く、たっぷり食べたい人も多いですよね。
そんな2つの悩みを解決してくれるお店がこちら、川治さんなのです。
天然にこだわった魚介類が驚きの値段で、しかもたっぷり食べられるとあって、予約が半年以上待ちという、予約困難な超人気店。
これからも更に予約が取りにくくなりますので行くなら今のうち!ってことでご紹介したい。
当記事はミッキー(@micky19750930)が執筆しております。
2015/07/08 初投稿
2018/12/10 記事構成変更・情報加筆修正しリライト
大衆料理 川治 外観・内観
大衆料理 川治は都営地下鉄 浜町駅から5分程度、もしくは、営団地下鉄人形町駅から歩いて10分ぐらいの場所にあります。
見た目が年季入っていてワクワクしてしまいます。
店内はこじんまりとしてて大衆的なお店。
20人で満席となるキャパ。
大衆料理 川治 のポイント
こちらのお店は、魚介料理・海鮮料理がメインのお店。
ランチとディナー営業しており、ランチは定食が1000円程度で食べられます。
ランチも良いですけど、今回はディナーのご紹介で本当に凄いので訪問の機会があれば是非一度お試しいただきたい。
魚介・海鮮料理はお任せのみでコスパ半端なし!
川治さんの料理は夜に限り、お任せのみとなります。
詳細はレビューを見てもらうと分かりますが、10品目以上出てきてボリュームもたっぷりなのだ。
ボリュームも嬉しいが、価格もとても凄いことになっています。
料理のみで1人4000円~5000円程度(飲み物別、料金はその時の素材により前後あり)となっているのが驚き。
出てくる素材には高級魚も惜しみなく出てくるので一度体験したら、他のお店が残念に思えるぐらいに衝撃を受けること間違いありません。
ご家族経営のお店でアットホームな雰囲気も素敵
店主は料理に勤しんでなかなか出てこないですが、女将さんの愛を感じる接客はとても好感が持てます♪
味のある店内とホスピタリティが良く、料理も美味しかったら言うことないですよね。
ここは本当に素晴らしいお店で、ずっと続いてほしいと切に祈っております。
土曜日は貸切営業のみ
土曜日は原則店休日ですが、貸切に限り夜のみの営業となります。
予約状況は以下にて・・・・
予約は困難を極めます
今までご紹介してきたとおり、都内を代表する本当に素晴らしいお店なので、気になるのは予約状況。
夜の利用は完全予約制です。
絶望を与えるようで申し訳ありませんが、予約困難を極めます。
曜日 | 貸切予約可否 | 予約状況(2018/12現在) |
月~金 | 不可 | 数か月~1年待ち |
土 | 貸切予約のみ (個別不可) | 半年~1年以上待ち |
※日曜・祝日はお休みです。
最低半年以上待つと思ってよいかと思います。
平日利用であればキャンセルも発生する可能性があり、直前でも入れないことはありませんから、お店に確認してみると良いかも知れません。
もし招待されるようなことがあれば出来るだけ行くべき!
海鮮料理・魚介料理のレビュー
夜はお任せのみ。
とにかくたっぷり出てきます。
出た順番に全てご紹介します。
写真はすべて4人~5人分のボリュームです。
今回は土曜日の貸切利用で料理代は1人4500円ほどでした。
巻貝
こりこりとした食感が楽しく、最高の前菜。
鮎
豪快な盛りにびっくり。
丸ごと揚げてあり、中のハラワタまで楽しめる。
身が厚くてワタも美味しく、高級魚まで堪能できるとは嬉しい限り。
白子
白子をグラタン風に焼いてあります。
濃厚クリーミーな味わいがたまりません♪
ハマグリの酒蒸し
ハマグリには余分な味はついておらず素材で勝負している。
身が厚くてぷりぷりして幸せな気分。
都心でこんな大きいハマグリが食べられるとは嬉しい。
正才ふぐの刺身
まさか夏にふぐ刺しが食べられるとは思ってもみなかった。
身が締まってて、ピリ辛な味付け。
コリコリな食感もたまらない。
大船渡の牡蠣
夏は東北の牡蠣が美味いので、川治さんでも登場する機会がある。
つるっと一口で、潮の香りが広がりクリーミーで美味しい。
鰯のなめろう
鰯の新鮮さにびっくり。
特製の味噌ダレの味付けも素晴らしく、丼で欲しいぐらいに夢中で食べました。
刺身盛り合わせ
どれも天然物で豪華過ぎる盛り合わせ!
〆さばも顔が綻ぶ味ですし、鯛などはこりこりの食感がたまらない。
ウニも生臭さがなく美味しく食べました。
鯨ステーキ
鯨(くじら)のステーキはほぼ通年出てくる、川治さんのスペシャリテと言ってよいほど。
鯨の肉は獣肉のような芳醇な味わいで臭みなんて全くなし。
千切りされたネギとも良く合います。
他ではなかなか食べられない一品。
銀だらの煮つけ
甘辛い出汁で煮た銀だらは飲み込むのを惜しむぐらいの美味さ。
こんな煮つけ食べたことありません。
今思い出してもよだれが出てきます。
漬物
自家製の浅漬けでした。
怒涛のように続いた料理の箸休めにはぴったり。
これで終わりかと思ったら・・・
毛がに
結構お腹いっぱいなのに更に蟹が出てきて驚くばかり。
身は小さいですが、味は乗ってて良かったです。
蟹味噌が一番美味かった。
味噌汁
これでコースの全てが終わり。
一息ついて料理を振り返ります。
飲み物・お酒など
お酒や飲み物は別料金ですが、都内にしてはお安いかと。
日本酒が1合700円前後のプライス感。
日本酒のラインナップは時期によって変わります。
鶴齢(かくれい)
新潟で作られる辛口の日本酒。
夏場だとすっきり飲めて個人的には好きな味。
香の栞(かのしおり)
兵庫県の山田錦で作られる日本酒。
綺麗な香りと切れ味抜群の辛口で、これまた夏に飲みたいお酒。
七田
佐賀県の日本酒。
こちらも辛口だが、旨みも程よく入ってバランスが良く飲みやすかった。
予算
料理は4000円~5000円(1人あたり)が相場。
お酒を含めると6000円~7000円が平均予算かと。
総評
今回はこれだけ食べて飲んで1人6000円でした。
素材も申し分なくこの価格ですから、文句のつけようがありません。
予約が取れないことを納得してしまうほどの実力で、次はいついけるか分かりませんが機会があれば絶対再訪したいと誓いました。
コスパが素晴らしいお店というのは、川治さんのようなお店のことを言うのです。
地図・アクセス
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