今回ご紹介するお店は、池尻大橋にある「ラトリエモトゾー」さんです。
池尻大橋などの世田谷区には個性的で美味しいスイーツ店が沢山あり、どこにするか迷う嬉しい悩みがありませんか?
数多くひしめくスイーツ店の中でも、一際おススメ出来るお店の一つがラトリエモトゾーさんです。
激ウマなイタリアンスイーツ(いわゆるドルチェ)が楽しめますし、見た目が実に素晴らく感動レベルでした。
レビュー必見でございます!
当記事はミッキー(@micky19750930)が執筆しております。
2018/02/20 初投稿
2018/09/04 リンク等追加し記事をリライト
ラトリエモトゾーさんの外観・内観
ラトリエモトゾーさんは東急田園都市線の池尻大橋駅から徒歩3〜4分の住宅街の中にございます。
ロケーションは目黒川沿いで、いわゆる高級住宅街。
入口を入るとブティックになっていて、ケーキや焼き菓子類がディスプレイされています。
右側に進んでいくと、BAR風のカウンターやテーブル席があり、店内でも食べるスペースがあります。
イートインの席は6席ほど。
店の外にも座席があります。
住宅街の中なので景色は殺風景かもしれませんが、気候が穏やかな季節であれば、風に当たりながらお茶を楽しんだりもできそう。
ラトリエモトゾーさんのポイント
ラトリエモトゾーさんは、2016年にオープンしたイタリアのスイーツ(いわゆるドルチェ)を出す洋菓子店であります。
こちらのシェフは藤田 統三氏。
かつては表参道にあった「ソル・レヴァンテ」というイタリア菓子店で腕をふるっており、この度独立。
イタリアホスピタリティ国際認証マークを取得
日本人なのにイタリアホスピタリティ国際認証マークを取得された経歴があります。
MOI(イタリアホスピタリティー国際認証マーク)はISNART(イタリア国立観光リサーチ研究所)とUNIONCAMERE(イタリア商工会議所連合会)が展開するイタリアンレストランを対象にした国際認定です。現在、世界48ヶ国で認定が行われており、日本では在日イタリア商工会議所が公式審査機関として2011年から展開しています。
在日イタリア商工会議所(ICCJ )WEBサイトより引用いたしました。
認証マークを取得するにはかなり厳しい審査があるようで、イタリア菓子の権威と言っても良いほど。
日本人がイタリア菓子に精通してる稀有な存在というのはなんとも素晴らしいことだと思います。
伝統格式あるスイーツや店内限定のパフェがすごく美味しい
藤田氏が創作するスイーツは、伝統格式があるイタリアンスイーツから、現代的にアレンジしたものまでバリエーション豊富。どれも魅力あって美味しいものばかりです。
詳細はレビューで語ることにしますが、見た目も味わいも素晴らしいものなので。
伝統的なスイーツは丁寧に作られており、美味なのでお見逃しなく。
特に店内限定のパフェは必見!
パフェについては当サイトではかなりこだわっていて色んなお店をレビューしております。
良ければ別途ご覧戴くと嬉しいです。
予約・混雑情報・喫煙の有無
店内は予約は出来ません。
店内飲食の際は日中は混み合ってるタイミングもあるため、早めの時間帯の訪問をお勧めします。(商品が売り切れることも多いので。)
店内(テラス席も)は禁煙でございます。
メニュー・料理のレビュー
メニューについては、ラトリエモトゾーWEBサイトをご確認下さい。
店内限定のパフェについては、定番のパフェや季節限定のパフェがあります。
飲み物はコーヒーや紅茶の他に、お酒類のカンパリ(イタリアのリキュール)やモレッティ(イタリアのビール)がラインナップされています。
注意!
店内で飲食する場合は、事前にレジで注文し前払いとなっていることにご注意を。
では今回いただいた物をご紹介していきますね。
アイスカモミールティー
▲アイスカモミールティー(600円)
店内で飲食するに限り飲み物をオーダーすることが出来ます。
量もたっぷりで、カモミールの爽やかな風味がスイーツとよく合っていました。
イタリア伝統菓子
続いてイタリアのスイーツをご紹介。
店内でも食べることが出来ますし、持ち帰りも可能。
モンテビアンコ
▲モンテビアンコ(値段失念:600円ぐらいだったかと)
イタリア伝統菓子の1つのモンブランで、ラトリエモトゾーのスペシャリテ。
イタリアとフランスの国境にモンブランという山があり、フランス語でモンブラン、イタリア語でモンテビアンコと呼ぶのです。
この(お菓子の)モンテビアンコは、フランス側から見ると白い山のように見えるところからモチーフにしてるようです。
見た目は本当に雪山のように綺麗で見とれてしまう。
断面図を見ながら味を解説していきます。
白い部分はホイップクリームで、中にはマロンクリーム(茶色く見える部分がそれ)とイタリア(あるいはフランス)産の栗で形成されています。
そして、下面にはビスキュイ(フランス語でビスケットなどの焼き菓子の意)が敷き詰められている。
実食すると、濃厚な栗の風味が味覚を支配し甘みも強いが、ホイップクリームでバランスをとっており、思ったほどくどくなくて上品な味わい。
小さいながらも個性を主張していて、これは本当に美味しい。
スペシャリテであることに納得してしまいました。
ここにきたらぜひ食べて欲しいです。
パフェ
続いてはパフェのご紹介。
今回は定番のパフェとなります。
季節限定パフェは1日10食程度とプレミアものなので、食べたい時はお早めに!
コッパ アッラ ブルチャータ
▲コッパ アッラ ブルチャータ(1500円)
このパフェもスペシャリテで、かつて所属していたソル・レヴァンテ時代から更にグレードアップしたもの。
20cm以上のグラスに入った、いちごの配列がとてもオシャレでキュート♪
見た目に心踊る人は数知れず。
もちろん、見た目だけで終わるわけがありません。
続きを・・・
上面にはいちごや3種のベリー、焼き菓子などのトッピングが施されていて、蓋のようになっているのはキャラメリゼ。
実に繊細はデコレートですが、焼き菓子もバターの風味が濃厚でパリパリして美味しいのです。
ベリーの酸味は、これから体験する強い甘みの緩和的な役割も果たしそう。
上から程よく食べていきましょう。
キャラメリゼ層をスプーンで割ると、カスタードクリーム いわゆるクレームブリュレがたっぷりと入っている。
カスタードが濃厚で食べていて幸せになります。
いちごとの相性も抜群です♪
更に食べ進むと、規則正しく並んだいちごと生クリーム、そしていちごアイス、バニラアイスの層に突入します。
パフェといえばアイスですが、自家製で作られていて風味は抜群。
クレームブリュレを食べた後だとさっぱりに感じてしまいがちですが、意外と濃厚なアイスで、更に満足度が高まる。
そして、いよいよフィニッシュを迎えることになりますが、カンノンチーニというイタリアの焼き菓子とベリーのシャーベットの層が見えます。
ベリーのシャーベットは、甘酸っぱく甘ったるくなった舌を見事にリセットしてくれる。
カンノンチーニはコロネのような可愛らしい面持ち。
サクサクと上品な口当たりでバターの風味が程よく美味しい。
クレームブリュレやアイスと個性が強い素材が続いてきて、焼き菓子で調和をとる場合はよほど美味しい焼き菓子でないと台無しになってしまいがちですが、カンノンチーニは十分に大役を果たしていました。
カンノンチーニ単体だけでもかなり素晴らしい出来栄え。
店内でカンノンチーニを販売しておりますので、気になる方がいればぜひどうぞ。
そんなこんなで食べてきたわけですが、最初から最後まで圧倒されたすごいパフェでした。
予算・総評
予算:パフェは1500円(税抜き)〜。飲み物との組み合わせで2300円前後。
総評:見た目よし、味わい申し分ない素晴らしいパフェはわざわざ遠くから食べにきても良いぐらい。
ラトリエモトゾーは定期的に訪れたい場所となりました。
本当におすすめなのでぜひ!
地図・アクセス
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