ミッキー(@micky19750930)です。
今回ご紹介するお店は、銀座にある「庭 Garden of four seasons」さんです。
2017/12にオープンした会員制のレストランとなっており、普段はお目にかかれないレビューをどうぞご覧になっていってください。
美味しくてお勧めできるレストランでしたので♪
2018/01/28 初投稿
外観・内観・ポイント
会員制の場所であるため、場所は原則非公開(連絡先も非公開)なので、外観写真はありません。
場所は銀座8丁目となります。
店内に入ると、テラリウムで作られた庭園がカウンター裏に見えてきます。
実に美しくて、癒しの空間になっていました。
テラリウムを愛でたければ、カウンターが良いですね。
綺麗なカウンターに、緑のテラリウムが実によく映えます。
デートだったら、2人の距離が近づいて、素敵なディナーとなることでしょう。
カウンター席以外は、テーブル席と個室があります。
黒を主体にしたお店はシックで落ち着いた空間。
テーブル間は程よく離れていて、2人きりの空間が確保されており、デートに良さげな雰囲気となっています。
庭 Garden of four seasonsさんのポイント
庭 Garden of four seasonsさんは2017/12にクラウドファンディングを使いオープンした会員制の隠れ家レストランでございます。
レストランのテーマは以下となっています。
- テラリウムがあるレストラン
- 会員制の特別な空間
- 和とフレンチを融合したこだわりの料理が楽しめる
- 日本酒やワインなど、ソムリエがチョイスしたお酒が楽しめる
テラリウムがあるレストラン
テラリウムとは、植物をガラス容器などで育てる技術のことで、いわゆる室内の庭園と言っても良いのかと。
室内に庭があるとは、これだけでもテンションが上がるというもの。
会員制の特別な空間
こちらのお店は会員制となっており、会員同伴でないと入ることが出来ません。(筆者は会員です。)
写真はありませんが、お店に入る際は、4桁の暗証番号を入口で入力する必要があり(暗証番号は都度変わります)、特定の人しか入れない、まさしく秘密の隠れ家のロケーションなのです。
お二人のデートが知り合いに邪魔される確率は少ないのです(笑)
会員制とは究極の差別化だと思いますが、優越感に浸ることができて嬉しい人もおられるかも。
予約はスマホの専用アプリから行うのですが、専任のコンシェルジュがいるので、電話をせずとも、メッセージのやりとりだけで予約が完了します。
コンシェルジュと言う響きには特別感ありますよね。
会員になるにはどうしたら良いの?
会員の方に一度このお店に連れて来てもらえば、会員になることが可能です。(要は一見が会員になることは出来ないってこと。)
年会費5000円がかかりますが、利用するごとにポイントがたくさん溜まるので、数回の利用で5000円の元手は十分に取れますから、気に入って何度も訪問する方は会員になるのが吉です。
和とフレンチを融合したこだわりの料理が楽しめる
こちらの料理のテーマは、和食とフレンチを融合した和フレンチ。
和食の巨匠とフレンチシェフ(星付きレストラン経験者)がコラボした創作料理は、モダンで実に美味しく楽しめます。
しかも、銀座にしてはリーズナブル。これポイントですよ!
コースが8500円で15品出て来ます(2017/12現在)ので、ボリュームも申し分なし。
満足度が半端ない!
基本はコース料理ですが、アラカルトも用意してあるので、多彩なニーズに応えてくれるのも好ポイント。
コース料理は毎月テーマが変わるので、いつ来ても飽きずに楽しめるのも良いですね♪
日本酒やワインなど、ソムリエがチョイスしたお酒が楽しめる
料理に合わせる飲み物、いわゆるお酒もこだわりを持っております。
日本酒やワインのソムリエがチョイスしたお酒を楽しむことが出来ます。
料理に合わせるペアリングは5500円で5種類のお酒(日本酒とワイン)となっていて、いろんなお酒と料理を組み合わせると自分の好きな味わいが見つかるかもしれないですね。
予約・混雑情報・喫煙の有無
完全予約制でかつ、会員の方しか予約できません。
2018/01現在であれば、まだ認知されていないので予約は取りやすいかも。
専用のスマホアプリを使って予約します。
このように、専任のコンシェルジュが予約を代行してくれるので、僕らは日程と人数をコンシェルジュにメッセージするだけでOK。
実に簡単に予約が出来ます。
1日前にはリマインドもしてくれるのでとても便利です。
こちらのお店は完全禁煙となっています。
メニュー・料理のレビュー
料理はコース(8500円)かアラカルトが選択出来ますが、最初はコースをお勧めします。
飲み物は日本酒・ワイン・ソフトドリンクが種類豊富に揃っており、料理にペアリングすることも可能です。
コース料理に合わせるペアリングは前述しましたが、5500円で5種類の日本酒&ワインが楽しめます。
今回はコース+ペアリング(2017年12月のメニュー)をご紹介したいと思います。
2017年12月のコース
シャンパーニュ
最初はシャンパーニュで乾杯!
次の料理に合わすためか、ふくよかな味わいのシャンパーニュでした。美味しい。
お通し
お通しはリンゴのガリ。
甘酸っぱくて良い口直しに。おかわり自由でした。
農家からの無農薬野菜
最初の1品目はサラダ。
菜の花など季節の野菜たちが目白押し。
苦味や酸味、甘味などバリエーション豊富で良い前菜。
泡のようなものはバジルのソースでさっぱりといただけました。
トリュフ卵 カプチーノ〜米煎餅〜
トリュフのソースがかかった卵に、米煎餅が添えられています。
卵を割ると、実にフォトジェニック!
トリュフの濃厚な風味と卵は実によく合います。
2品目ですが、存在感の高い料理でした。
こちらは野菜をテリーヌ状に仕立て上げたもの。
外側はねぎで覆ってあります。
色とりどりの野菜たちは綺麗で食べるのがもったいないぐらい。
すっぽんのラビオリ 土瓶蒸しスタイル
和の要素がここに登場。
持ってきてもらう時点で出汁(だし)のよい香りが。
最初は勿論、だしを戴く。
すっぽんの上品な旨みがじんわりと体に染み入ります。
だしを楽しんだら、中身を。
すっぽんの上品な身がラビオリに包まれていて、ちゅるんと食べられる。
銀杏は季節の素材でホコホコと美味しいですねえ。
黒龍 特選吟醸
すっぽんなどに合わせるお酒は日本酒。
とてもクリアで飲みやすい日本酒で気に入りました。
日本酒ももっと勉強したいなと思った筆者であった。
大間本鮪 三種仕立て
大間の本鮪を三種のテイストで楽しむ。
左側のマグロに覆われてるシートのようなものは、なんとわさび。
真ん中は炙ってあったり、右は漬けマグロです。
トリュフ茶碗蒸し 二層仕立て
トリュフの茶碗蒸し。
二層と言いながら断面写真を撮ってない・・・
トリュフの濃厚な香りと風味がたまりません♪
海老芋のフリット 木の芽のアクセント
海老芋を使った季節のフリット。
木の芽ソースの彩と合間って美しい。
ほっこりとした海老芋と鮮烈な木の芽ソースの相性はとても良かった。
今回一番美味しいと感じたもの。
ここで、甲州きいろ香という白ワインがペアリングされました(写真撮り忘れ・・・)
神経〆真鯖 〜薫香〜
魚が登場。
神経〆した真鯖は脂が程よく乗っているが、薫香のおかげで脂っぽさを感じず食べられる。
口中で脂身と燻された香りが素敵なコラボレーションを奏でる。
天恵茄の炭火焼〜アワビ風〜
天恵茄(てんけいこ)という椎茸を使った焼き物。
アワビに見立てて、鮑貝の上に乗っている遊び心に心踊る。
ジューシーで分厚い椎茸で、目を瞑って食べたらアワビと勘違いする人もいるかも。
グルタミン酸たっぷりの味わいは舌を満足させますね。
これが焼く前の天恵茄。
直径が15cmぐらいになるそう。
一口の和牛メンチカツ〜トリュフソース〜
和牛メンチカツが一口サイズで上品に。
噛むと、肉汁がたっぷり染み出てきて、トリュフベースのソースと合わせると口の中が幸せになる。
一口と言わずに、もっと欲しくなったほど。
花巴 山廃純米雄町
メンチに合わせるお酒は、花巴 山廃純米雄町。
酸味が強めで、肉やトリュフの濃厚さと会うと面白い味わいに。
フォワグラ 穴子 冬大根の旨み出し汁
3段重ねになっています。
上からフォワグラ、穴子、一番下に冬大根と。
フォワグラの濃厚な旨みと穴子の淡白な味わい、そして大根がこれらを纏め上げて、穴子のうまさが引き立ってる面白さ。
フォアグラが主役と思ったら、実は穴子が主役になっているとは面食らいました。
雲丹 和牛生肉 いぶりがっこのご飯
メイン前の口直し的なメニュー。
うにく(雲丹+肉)の組み合わせは、王道とも言えて、トレンドを押さえてるのはさすが。
いぶりがっこの燻製の味わいがアクセントとなり、一口の米の味わいを何十倍も引き立たせていた。
オマール海老の朴葉焼き
魚介のメイン料理の登場。
オマール海老はやや淡白ですが、朴葉味噌が全体の味わいをブーストさせ、自家製マヨネーズも加わると一気に力強くなる。
海老に少し火が入りすぎた感もあるが、却って香ばしくなって良かったのかも。
Savigny Les Beaune
ここで、Savigny Les Beaune という赤ワインが登場。
ブルゴーニュのピノ ノワールで、スパイスも感じるコクがあり力強いワイン。
海老の朴葉味噌とも、これから出てくる肉にもベストマッチ。
ワインのチョイスのセンスが光っていたと感じた。
和牛 炭火 燻製醤油
最後の肉メイン。
和牛をソテーしたものに、燻製醤油と、ヒマラヤなどの塩が2種類。
山椒や胡椒も添えて。
肉自体は普通と思いましたが、燻製醤油を付けると肉が激ウマに昇華!
たまり醤油の味わいに薫香が加わって、醤油の旨みがさらに広がる感じは一度体験してもらいたいなと。
この料理も含めて、燻製を前面に出してきているのは自信があるからと確信。
肉のソテーですけど、面白いコンセプトで個人的には気に入りました。
水菓子
デザートは季節ものの柿。
凝縮した甘さで今まで出てきた料理を振り返りました。
予算・総評
予算:コース料理とペアリング(5500円)でサービス料込で16000円ぐらい。
総評:料理は品数多いのにこの価格ですから、質・量ともに満足すると思います。
お酒のペアリングは面白いとは思いますが、さらに改良の余地はありそうで、今後も楽しみにしたいと思います。
会員制の特別な場所、言葉は伊達ではありませんでした。
お勧めできる場所です。
場所・アクセス
店舗の場所や連絡先は非公開ですので、会員様に連れてってもらう必要があります。
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