ミッキー(@micky19750930)です。
今回ご紹介するお店は、江東区東砂にある「台湾屋台 阿Q麺館(あきゅうめんかん)」さんです。
激安で、しかもかなり美味しい牛肉麺をはじめとした本格的台湾屋台料理に出会ってしまいました。
2017/10/02 初投稿
外観・内観・ポイント
阿Q麺館さんは東京メトロ東西線 南砂町駅から歩いて10分程度の場所にあります。
都営新宿線の東大島からだとかなり遠いのでご注意を。
店内はレンガ(ギミックですが)の壁がなんともモダンで、本当に台湾料理屋?と一瞬思ってしまいましたが・・・
見上げると提灯がぶら下がってたり、赤い装飾が目立ち、やっと中華な雰囲気に触れてホッとする。
中華特有のスパイスの香りが漂い、中国のTVが放映されていたり、まるで中国!でした。
阿Q麺館さんのポイント
阿Q麺館さんは台湾で40年も続く屋台料理店で、2014年に日本のこちらに支店をオープンさせたそうです。
メニューを見ると、日本人にはほぼお目にかからない、本場さながらのラインナップで驚きました。
麺がメインでサイドメニューが数種類と、本場の屋台で出てくる料理がそのまま再現されておりました。
牛肉麺は心地よいスパイス使いで、麺との相性も抜群。毎日食べても飽きない美味しさに虜になってしまう。とても感動しました。
麺の他のサイドメニューも魅力的なものばかりで、グループで訪問して色々食べればさらに満足度が上がると思います。
店員さんのホスピタリティも素晴らしく、とても居心地の良い空間になっていました。
お得なセットメニューもあり、本場の屋台料理と同様に、かなり安価に台湾料理が楽しめるオススメの場所ですよ!
予約・混雑情報・喫煙の有無
食事時の昼や夜の時間帯は比較的混雑しているようですが、まだまだ穴場かと。
昼の予約はできませんが、夜の宴会メニューは予約可能のようです。
店内は完全禁煙でした。
メニュー・料理のレビュー
台湾料理は日本人には馴染みがないものばかりですが、どれも美味しそう。
ランチメニューと一品料理。
セットはかなりお得で、特に「お疲れさまセット」は1380円で、お好きな牛肉麺+ビールなどの飲み物+一品料理から1つ選択、と500円ぐらいお得に食べられる。なんたる価格破壊!
お疲れさまセットは夕暮れメニューと記載されていますが、ランチ時も注文可能!これは嬉しい。
お酒の価格は一般的なお店と変わらず。宴会メニューを見ても、日本にはない、本場仕様ばかり。
台湾料理好きにはたまらないラインナップだと思います。
肉圓(ばーわん)とは、千と千尋の神隠しにも出てきたプニプニした肉状のもので、台湾ではポピュラーな軽食だそう。
今回は食べてませんが、次回いただいてみたいと思います。
話が逸れましたが、デザートも美味しそうなものが揃っています。
こちらのお店は店の入り口に食券機がありまして、食券を購入してからオーダーするシステムになっています。
筆者は最初に気づかずにテーブルで、メニューからオーダーしてしまいましたが、店員さんの温かいホスピタリティに救われました。
最初に食券を買っても買わなくても、どちらでも良さそうですが、注意しましょう。
では、今回食べたものをレビューしていきます。
お疲れさまセット
2度いいますが、お疲れ様セットは3品も出てきてとてもお得。
- お好きな牛肉麺
- お好きなサイドメニュー1品
- 好きなお酒やソフトドリンク
これだけ出てきて1380円(税込)です。びっくりですよね!
ランチ時にも注文ができますので、ぜひ頼んでみましょう。
香腸肉
▲香腸肉(単品380円)
中華風のソーセージです。
普通のソーセージをイメージすると面食らうかもしれません。
やや甘めの味わいで八角の香りが漂ってきて、一言で言うと独特な味わい。
しかし、嫌味さはなくて肉の旨味もあって、お酒に合います。
ビール
ドリンクは生ビールをチョイス。
昼から飲むビールは実に美味しいですね。
香腸肉とも相性バッチリ。
阿Q牛肉麺
▲阿Q牛肉麺(単品880円)
こちらの店名にもなっている牛肉麺。これがスペシャリテでした。
麺は縮れていて、弾力が結構あるのですが、もちもちっとしていて、噛むのが楽しくなる食感で絶品である。
スープにはいろんなスパイスが使われていて、メニューの中に解説がありました。
八角やメインの牛骨をはじめとして、生姜の仲間や花椒、広陳皮などなど、実に個性的なスパイスから構成されています。
これだけ入ってると漢方のように薬っぽい味わいなのか?と疑ってしまいますが、食べてみると、実にナチュラルでじんわりと美味しさが湧き出てくる。
滋味に富んでいて、やみつきになります。
これすごく美味しくてお代わりしたかったです(笑)
具材も魅力的で、煮込んだ牛肉がごろっとたっぷり入っております。
口の中に入れるとほろっと解ける柔らかさで、いつまでも味わっていたいのに、なくなってしまう。
美味しいものは儚いのだなと再認識。
魯肉飯
お疲れさまセットでも十分満足なのですが、台湾らしいサイドメニューをもう一品。
▲魯肉飯(ルーローハン)380円
台湾の庶民がよく食べる、煮込み豚肉かけ飯です。
しいたけのエキスがたっぷりと入っているので、しょっぱそうに見えてしょっぱくなく、味わい深かったです。
豚肉もたっぷり入っていて、少し甘めの味付けですが、日本人にも受け入れられる風味です。
中国や台湾では八角が多用されるので、この魯肉飯にも入っているものの、控えめなのも個人的にはよかったかも。
ご飯の量も多くて、これだけでも満足できるかもしれない。(量と価格的に)
台湾屋台料理がこんな身近(特に筆者はこの店から家が近いのもあって)にあるとは本当に驚いたし、心踊りました。
予算・総評
予算:ランチであればお酒なしで1000円前後。
総評:お手頃価格で、しかも本格的な台湾屋台料理が味わえるのはとても嬉しいことと思います。
味わいは本場仕様なので、人によっては好みが分かれるかもしれませんが、日本人にも十分受け入れられて楽しめる味わいだと思いますので、一度試して頂きたいなって思います。
今は穴場かもしれませんが、今後流行ってしまいそうな名店です。
地図・アクセス
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