ミッキー(@micky19750930)です。
今回ご紹介するお店は、篠崎にある「焼肉ジャンボ篠崎本店」さんです。
辺鄙な場所にある焼肉屋さんですが、絶対行くべき。悶絶級のお肉ばかりが待っておりますぞ!
2017/09/20 初投稿
外観・内観・ポイント
焼肉ジャンボ篠崎本店さんは、都営地下鉄 篠崎駅から歩くと20分程度の場所となります。瑞江駅からだと、25分ぐらいかもしれません。
タクシーもしくはバスでの訪問が良いかもしれません。
店内は全部で40席ほどのキャパとなります。席によっては狭い場所もある、こじんまりとした空間でした。
焼肉の鉄板はロースターとなっていて、煙の吸い込みも上々。
しかし、焼肉店なので、お召し物には気をつけたほうが良いと思います。(油のはねで服が汚れちゃうかもってこと。)
焼肉ジャンボ篠崎本店さんのポイント
焼肉ジャンボさんは、株式会社ジャンボさんが経営する焼肉店。
聞いたことあるかもしれませんが、東京都内の有名でかつ高級な焼肉店である、生粋(末広町)さん、みすじ(赤坂)さん、よろにく(表参道や恵比寿)さん、その他ジャンボ(本郷・白金・はなれ)店も経営しており、篠崎本店はボス的存在、いわゆる本丸なのです。
出てくる焼肉は、国産和牛を使用しており、肉の脂身の旨さに重きを置いていると感じました。
肉のカットは大ぶりでボリュームも満足ですし、脂身はさらっとしていてしつこくなく、いくらでも食べられてしまいそうな、良い意味危険で激ウマなお肉が楽しめますよ!
肉の1切れがインパクトが大きく、あまりの美味しさに悶絶すること必至です。
特に希少部位(ミスジやざぶとんなど)は一頭の牛からわずかしか取れないもので、それぞれ個性がある美味しさで大人気です。事前に取り置いておくことをオススメします。
今回は希少部位を多めに、そして、遭遇率10%未満という幻の裏メニューもご紹介するので、最後までレビューをご覧になって下さいね♪
予約・混雑情報・喫煙の有無
予約は電話でも可能ですが、営業時間帯(特に19:00〜21:00)は繋がりにくくなっておりますのでご注意を。
焼肉の最高峰の1つですから、予約は困難を極めます。
また、予約した際の店舗利用は、原則2時間制となることご注意下さい。
店内は完全禁煙でした。
メニュー・料理のレビュー
メニューの一部をご紹介。
希少部位や裏メニュー、サイドメニューなどは、壁に貼ってありました。
定番の野原焼きやオムライス(下記でご紹介します。)など、魅力的なものばかり。
焼肉メニューはこんな感じ。ホルモンや上肉、豚肉など、種類は豊富。希少部位を除けば価格は比較的抑えめ(都内にしては)と思います。
飲み物はお酒、ソフトドリンク揃っております。ワインはボトルもあります。
大ジョッキドリンクもありましたので、いっぱい飲みたい人のニーズも満たしておりました。
ではいよいよ、料理のレビューをしていきますね。
前菜
▲前菜(ナムル)
まあ、一般的なナムルです。ごま油がまぶしてありますが、さっぱりといただける。
ワイン
焼肉にワイン?と個人的には疑っていたのですが、合わせてみて、ベストマッチだと認識しました!
嘘だと思ったらぜひ試してみて欲しい!
赤ワインのタンニンが肉の脂身を流してくれる効果があり、特にジャンボさんの脂身が多い肉では効果がてきめんだと思いました。
▲RISCAL S.L 2015
スペイン産のテンプラリーニョで作られたフルボディーのワイン。
若い分渋み(タンニン)は穏やかなので飲みやすい。もちろん焼肉との相性は良いですね♪
▲BERINGER ジンファンデル
ナパヴァレー(カルフォルニア)のフルボディーワイン。
タンニン強めで脂身の多い肉ととてもよく合っていてとても美味しかった。
ワイン単体だとまだ熟成が足りない感じかもしれませんが、これはこれでありだと思います。
ワインと合わせながら、いよいよお肉たちの登場です♪
上タン
▲上タン
最初はさっぱりめの上タンの登場。
肉は厚めにカットされており、表面をさっと焼いて食べると、肉汁が口中で溢れてきて思わず笑みが溢れる。
肉のクオリティのすごさを最初から感じることが出来て、最高のスタート。
ハツ
▲ハツ
ホルモン系のお肉の登場。
色が新鮮さを物語っており、コリコリとした食感も素敵。
臭みが全くなくて美味。
ともさんかくのお寿司
▲ともさんかく(希少部位)
牛の後ろ足の付け根のお肉がともさんかくというそうです。
カットすると三角の形になるからだとか。脂身と赤身のバランスが良い感じ。
焼いただけでも美味しいともさんかくをなんと、寿司にして食べるという・・・・。まずいわけがないですよね!
ともさんかくは目の前で店員さんが焼いてくれて、シャリに巻くまでサポートしてくれます。
口中でとろけて儚く消えていく・・・、これから出てくるお肉はそんなのばかり。
野原焼き(サーロイン)
▲野原焼き(サーロイン)
焼肉ジャンボのスペシャリテである、野原焼き。
なんで野原なのかは聞いてませんが、サーロインを薄切りにして、割り下のような少し甘めのタレに漬けてある。
サーロインを店員さんが目の前で焼いてくれるので、その間(もしくはその前)に卵を溶いて待っていましょう。
サーロインは全部で10秒ほどでしょうか、レアめに焼かれて、溶いた卵によそってくれます。
どっかでみた光景ですよね?
そう、野原焼きとは、すき焼き風に食べるサーロインのことなのです。
甘辛いタレ(割り下)に漬け込まれたサーロインと卵、これらが合わさると、すき焼き以上の旨さが押し寄せてくる。
とにかく脂身が旨すぎて、卵の旨さがかき消されるほど。肉のインパクトに驚かされるばかり。
飲み込みたくないほどに美味しく、悶絶してしまいました。
この感動は何度も味わいたいです。
カルビ
▲カルビ
片面30秒焼いて下さいと指示を受ける。
細かくサシが入っているためか、口の中ですーっと溶けてなくなっていきます。
普通のカルビはもう食べられない(悲鳴)
ロース
▲ロース
片面4秒だけ焼いて下さいとのこと。
ロースなのになかなか見事なサシ具合。
肉の食感を感じつつ、かみしめると旨みが溢れてくる。
肩さんかく(希少部位)
▲肩さんかく
ロースよりは脂身が少ない部位。
食感がシルクのようで、口の中が桃源郷と化していた。
赤身の美味さと脂身のバランスが非常に良く美味。
まきカルビ(希少部位)
▲まきカルビ
リブロースの中心だそうです。
先ほどのカルビより更に上品に脂が溶けていって、ここまで来ると言葉にならない。
ご飯(米)との相性は間違いなく良いと思います。
ミスジ(希少部位)
▲ミスジ
肩甲骨の内側の希少部位。
肉質はひたすら柔らかく、気をつけて焼かないと崩れてしまうほど。
今まで脂身が~って何度も言ってきていますが、ミスジを食べて全てがひっくり返った。
言葉が浮かばないほど感銘を受けたのですが、敢えていうならば、「飲み込みたくない。永遠に味わい続けたい」でしょうか。
雷に打たれるほどの衝撃でした。
機会があったら絶対に食べてほしいです。
特選ロース(希少部位)
▲特選ロース
特選ロースと聞いて、金竜山の特上ロースを思い出し、見た目が殆ど一緒なのに気づく。
赤身の肉質が最上級でありながら、最上級の脂身を備えている、最強のロース。
心地よいかみごたえの後に、旨みの洪水が押し寄せた。
噛んだ後に飲み込むと、喉まで幸せになれる素晴らしいロースでした。
ざぶとん(希少部位)
▲ざぶとん
肩の中心部分のお肉。
うまみ成分が今までのお肉と比べると段違いで多く、口福(こうふく)に浸ることが出来る。
ゼラチン質もあるため、肉の食感も素晴らしいし、脂身は何度もいうが申し分ない。
最後を締めくくるにはふさわしい部位ですね。
肉はここまでで、サイドメニューをご紹介。
ハンバーグ(遭遇度8%未満?)
▲ハンバーグ
一見普通に見えるハンバーグですが、実はレアなのです。
レアと言っても2つのレアが隠れております。
- 稀(まれ)の意味のレア
- ハンバーグの中がレア(生焼け)
稀なのは、いつもお店に置いてない、希少価値があるものだから。
筆者も数回の訪問でやっと1回食べられたぐらいで、遭遇率が10%未満とも言われております。
それと、写真はないですが、ハンバーグの中は半生なのです!
中を割ると肉汁がじゅわっと溢れてきて、ジューシーで柔らかく、ニンニクソースががっつり効いた、食べて幸せになれるハンバーグです。
オムライス
▲オムライス
玉子ふわふわなオムライスはジャンボさんの人気メニューだとか。
何気に優しい味わいで、焼肉のよい締めになりますよ!
プリン(女性限定?!)
▲プリン
お手製のプリンだそうで、こちらも常備しているわけではない希少なもの。
卵の風味がダイレクトに押し寄せ、カラメルがばっちりな濃厚プリンで締めるのも良いですね♪
基本的には女性限定のようですが、真相は不明です。(男でもつまみ食いは出来たので)
スープ
▲スープ
締めのスープは優しく染み渡りますね。
予算・総評
予算:これだけ食べて飲んで、1人1万円~1.2万円ぐらいとお考えいただければ。
総評:肉質がとても良く、満足度が高い焼肉がこの価格で戴けるのは下町だからでしょうか。
遠い場所ではありますが、わざわざ訪問する価値は十分にあります。
なまじの焼肉を食べるなら、少し余分にお金を出して、ここジャンボに来れば幸せになれますよ!
焼肉の最高峰。たっぷり堪能しました!
地図・アクセス
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