今回ご紹介するお店は、都内某所にあるぼぶ寿司さんです。
場所が都内以外は完全非公開で秘密に守られてる紹介制のお寿司屋さんなのです。
食べログ掲載NG(SNSはOK)で一度行かないと本当に分からない店で、予約が半年以上も埋まってさらに行きにくいというプレミアものと言っても良いぐらいの場所でございます。
今回はそんな謎に包まれたお店をご紹介します。(残念ながら紹介できる範囲にはなりますが。)
当記事はミッキー(@micky19750930)が執筆しております。
2018/06/25 初投稿
2018/09/26 記事をリライト
ぼぶ寿司さんは都内某所以外の場所は完全に秘密です
外観写真、内観写真ともにNGなのでなし。
ぼぶ寿司さんは、都内某所という情報以外は口外してはいけないルールとなっており最寄駅すら教えることが出来ません。
どこかで漏れても不思議はないのですが、今のところ訪問された方の良心に守られ営業されております。
ぼぶ寿司は本当の名前ではない
ぼぶ寿司は通称でつけられており、実際の店名は異なります。
しかし秘密なのでここまでしか言えません・・・。
紹介するときも「ぼぶ寿司」でと念を押されております。
ぼぶ寿司さんは街場の寿司屋でご夫婦で営まれてる
こちらのお寿司屋さんは街場の寿司とイメージいただければ宜しいかと。
店内はカウンターのみ。
ご夫婦で営まれており、ホスピタリティが実に素晴らしく、食べていて楽しい空間でした。
15000円のおまかせコースのみ!
こちらのお店は、15000円のおまかせコースのみとなっており、お店に置いてあるお酒やドリンクは全て飲み放題でこの価格です。
最初に酒の肴がたっぷり出てきます。
酒の肴だけでかなりお腹いっぱいになるほどで、どれも大将の目利きが素晴らしいのか素材が一味違います。
肴の後は握りが数貫出てきて、締めとなります。
詳細はこれからのレビューをみて頂くとして、15000円以上の価値は十分にあると考えます。
ちなみに、お酒やソフトドリンクの持ち込みも自由となっていて、持ち込み料を取られることもありません。
たくさん食べて飲んでが好きな方にはとても美味しいお店だと感じました。
予約・混雑情報・喫煙の有無
ぼぶ寿司さんは完全紹介制となっており、紹介者以外の予約は一切受け付けておりません。
そのため、紹介者に一度連れてきてもらう必要があります。
一度訪問すれば次回からは自分で予約を取ることが出来るシステムです。
しかしながら、超人気店のため半年以上の予約は埋まっている状態で、筆者が訪問した2018/05現在では2018年の予約がほぼ埋まっているほどでした。
このため、秘密に包まれながらも予約も取れない本当にプレミア級のお店なのです。
店内は完全禁煙となっています。
料理のレビュー
料理は15000円のおまかせコースのみなので、今回食べたものを順に紹介していきましょう。
飲み物も飲み放題で、日本酒1種類、焼酎1種類、ソフトドリンク(ウーロン茶やお茶など)となっています。
お酒の種類が少ないので持ち込む人が多いようです。(持ち込み料はかからず)
白えび
最初の肴は白えび。
白くて綺麗なエビはねっとりと甘くて最初の1皿から度肝を抜かれました。
鮮度も恐ろしく良いし、何もつけないでも甘いし、醤油を少しつけるとさらに甘みが強くなります。
蝦夷アワビ・貝の煮物
蝦夷アワビとハマグリの肝などを煮込んだもの。
アワビは噛むと旨味がどんどん出てきて、日本酒と実によく合う。
コリコリとした食感も素敵ですし、ハマグリもプリップリで量もたっぷり。
上品さはないものの、野手溢るる味わいは力強さがありました。
こはだ巻きなど
5種の盛り合わせ。
真ん中にあるのはこはだ巻き。
カニのハサミやシャコを大根で巻いたもの、ホタルイカなどどれも酒の肴になるものばかり。
少しずつちびちびつまみながらお酒が進んでいきます。
日本酒
日本酒は持ち込んだもの。
高知の美丈夫というお酒で、実に飲み口が綺麗で同行していただいた方からも大好評でした。
今回出てきた肴に全て合っていたように思えました。
鯖
鯖の刺身。
見た目が金ピカで鮮度が高いのが目に見えてわかる。
食感も脂身も上々で食べていて嬉しくなります。
アオリイカと礼文島のウニ
ビジュアル最高な1皿が登場。
旬のアオリイカと礼文島のウニが乗った贅沢なお刺身たち。
アオリイカは熟成させていて、食感こそはねっとりしてるものの旨味が半端なく溢れてきて思わずうまい!と唸ってしまった。
礼文島のウニは殻付きのものを仕入れてきて店頭で割って提供され、臭みが全くなくウニの上品な旨味だけが純粋に楽しめる。
イカとウニの組み合わせは鉄板ですね!
ほっき貝と生の青柳
肴の最後は、春先の旬である貝の盛り合わせで。
ほっき貝はミルキーで潮の香りがふわっと漂って甘みがあって美味。
青柳は野趣あふれる味わいですが、臭みなどは全くなく驚いた。
ここまでたっぷりつまみ(肴)が出てきて、かなりお腹いっぱいになりますが、これから握りに移行します。
マグロ
マグロは2貫出てきます。最初はトロの部分。
ワイルドな切りつけは街寿司ならではで、シャリとのバランスとかは正直「?」ではありましたが、これもまた由。
トロの脂身は上品で口の中で溶けていきます。
もう一貫は違う切りつけで部位も若干異なる。
こちらはシャリと一体感があり大満足!
鯛
産地は聞いてませんが、熟成させている鯛。
グルタミン酸がたっぷりと析出し旨味が倍増。
食感も適度に残っており、美味しい鯛でした。
地キンメ
街寿司でキンメという高級魚が食べられるとは思わず、嬉しくなった。
綺麗な身に魅了された後に、濃厚な脂身が口中に押し寄せ幸せになります♪
今回食べた中で一番美味しい握りだった。
車海老
プリップリの車海老。
火入れは個人的にはもう少し減らしても良いかと思いましたが、旨味も逃げておらずこれも美味しくいただきました。
赤貝
肴で貝を散々食べて食傷気味でしたが、握りにしたら再び食欲が湧いてくる。
コリコリの食感と潮の香りがなんともたまらず思わず顔が綻ぶ。
平貝
シャリが見えないほど大きな平貝。
ミルキー&潮の風味は贅沢な味わい。
歯で噛んで行くとスーッと切れて口中で儚く溶けていく味わいは素敵でした。
アナゴ
ぼぶ寿司さんが自信を持って出してきた一貫。
ツメは何十年もかけて作り上げてきたもので、ねっとりと甘みが濃厚で淡いアナゴの身を引き立てている最高の一品。
最後の一貫がアナゴでよかったと反芻しながら、口中が更に幸せになった。
果物
締めは果物で。
佐藤錦のさくらんぼが出てきたのにはびっくりで、ここの大将は素材へのこだわりが半端ないなあと振り返る。
びわも季節もので嬉しい。
総評
あまりの量にびっくりしましたが、どれも素材が吟味されていてこだわりを感じて、人気は伊達じゃないなと思い知らされました。
秘密にしても予約が取れなくなってしまう、街寿司なのにポテンシャルが恐ろしく高いことに本当にびっくりました。
もし訪問できる機会がありましたら、ぜひ行ってみてください。
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